新型コロナウイルスの感染拡大を受け、その対応に追われ忙殺される医療現場。なかなか休む間もなく、非常に厳しい状態が続いています。
とはいえ、多くの患者さんと接する看護師さんには「優しい」イメージが付きがち。でも、別に優しくなくてもいいんじゃない?やっぱりプロって格好いい!と気づかせてくれるようなエピソードを、『マンガ 認知症』、『ニコ・ニコルソンのマンガ道場破り』『ナガサレール イエタテール』などの代表作で知られる漫画家・イラストレーターのニコ・ニコルソンさんが紹介してくれました。
病院でまさかの胸キュン、プロって格好いい!
必要最低限&スピーディー!どうやら塩対応の看護師さん、優しい採血ではなさそう…?
あっという間に終わった採血に驚くご本人を、チラッと一瞥する看護師さん。一瞬見つめあう視線はレーザービームではなく、魂の会話。
「医療に必要なのは愛想より技術だろ!!」「その通りです!!」
クールでいて高い技術、プロとしてのプライドや格好良さを感じ、思わず胸キュンしたのでした。
自分の身体を預ける病院では不安だからこそ、医療者のみなさんに「優しさ」を求めてしまいがち。でも、患者を思うからこその確かな技術と診察や検診で必要な最低限のコミュニケーションが取れるのであれば、過剰な「優しさ」はいらないのかもしれませんね。
ニコ・ニコルソンさんの漫画が気になるかたは、精神科医・春日武彦さんと歌人・穂村弘さんとの対談×ニコ・ニコルソンさんの漫画コラボレーションが実現した、こちらの記事もどうぞ。(外部サイト:まぐまぐニュース)
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ニコ・ニコルソン
- 宮城県出身。マンガ家。2008年『上京さん』(ソニー・マガジンズ)でデビュー。『ナガサレール イエタテール』(第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品)、『でんぐばんぐ』(以上、太田出版)、『わたしのお婆ちゃん』(講談社)、『婆ボケはじめ、犬を飼う』(ぶんか社)、『根本敬ゲルニカ計画』(美術出版社)、『アルキメデスのお風呂』(KADOKAWA)、『マンガ 認知症』 (佐藤眞一との共著・ちくま新書) など多数。
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- image by:ニコ・ニコルソン
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