現代人の恋愛観がシステマティックすぎる傾向にあるように思うん
「恋愛できない自分=ダメ」。そしてまたその延長上に、「結婚できない自分=ダメ」というように。
でも恋愛って、気持ち、気分、感覚の部分でするものだから、「Feel」なわけですよ。「Do」じゃないです。できることがエライとか、人並みだとか、
だから、恋愛にまったく興味なくても、自分自身の夢ややりたいことを追求している人は、もれなく幸せなんですよ。恋愛すれば、幸せがやってくるわけではないんですね。
でも、「恋愛できる自分」というステータスをクリアしなければならないみたいに自分にプレッシャーをかけている女性は、いまだに多いんです。そして「自分だけ恋愛してない」「好きな人がいない」「誰とも付き合っていない」という状態の自分を恥じていたりします。
もうこれって、本当にもったいない。何も悪いことをしてないのに、自分責めをしていることで、
きょうは、そんな考えかたが変わるようなお話をしたいと思います。
「いま」が人生で一番若い日
「恋愛できる自分」のステータスクリアを目指している人は、必ずといっていいほど、「失敗」を恐れています。誰かを好きになって、うまくいかなかったらどうしよう。誰かと付き合ってうまくいかなかったらどうしよう、
これって「試験を受けて合格しなかったらどうしよう」
こんな風に「人生の時間を費やして、結局うまくいかなかったらどうしよう」と考えている間は、結果的に素敵な経験ができないんです。 そうやって失敗する自分を気にしすぎることで、何もできない自分のまま、10年、
わたしのクライアントさんでも、30代のかたは「20代のころに、もっと挑戦しておけばよかった」。40代のかたは「30代の頃に、もっと挑戦しておけばよかった」。50代のかたは「40代のころに、もっと挑戦しておけばよかった」といいます。
そしてそれは、「いま」が人生で一番若い日ということに気づくまでエンドレスで続いていくもったいない後悔です。
スピリチュアルな方面で「結果(=幸せな人生にすること)」
恋愛とは、ひとことでいうと「道場」です。一方的に愛がやってくる場所ではないんですね。
この道場では、いろんな訓練をさせられます。自分のエネルギーもガッツリ見せられます。もれなく組み合い、受け身などの技も身につきます。そして、やっと相手と試合ができるようになります。試合ができるようになってはじめて、
試合というと、すべて「勝った・負けた」
だから、恋愛を求める人は、もう失敗を恐れるのではなく、自分にいろんな経験をさせるようにしてください。気負わず、自然な人との交流をしてみてくださいね(結局はその延長線上に恋愛がありますから)。