在韓生活6年目のHAZUKIです。日本語教師や翻訳の仕事をしながら、リアルな韓国情報をお届けしています。
最近、日本のスーパーに行くと韓国のものがたくさん売っていますよね。
マニアックなラーメンやお菓子、お酒なんかも韓国とそんなに変わらない価格で売っていたので、驚いた記憶があります。
逆に、韓国は昔から日本のものが豊富に備えられており、またここ最近の日本ブームもあいまって、かなり品揃えがいいです。
大抵の調味料や食材は手に入るし、日本のものだけを取り扱うチェーンのス―パーもどんどん増えています。
しかし、そんな便利な生活のなかでは手に入らないものもあるんです。ここ最近で筆者が、感じた「あれが食べたい!でも韓国には売っていない!」という日本のものをご紹介します。
焼き餃子(羽あり)
もちろん、韓国にも餃子はあります。韓国では「マンドゥ」といい、冷凍からレトルトまで種類が豊富。
露店でマンドゥを売っていることも多く、手に入れる事は簡単なのですが、韓国のマンドゥと日本の餃子は少し違う感じがします。
詳しく説明するのは難しいのですが、韓国のマンドゥはもちもちで野菜やキムチが入っている肉まんに近い感じ。
国⺠的な食べ物だけあって、消費者の好みに合わせて、皮が薄いモノ、ジューシーなモノ、パリパリの皮…など色々あるんですが、「やっぱり違う!」と思います。
疲れた日にコンビニやスーパーで餃子を買って帰り、家で焼いて食べていたあの幸せを、韓国でも感じたいですね。
チャイティー
私はチャイティーラテが本当に大好きです。日本では、スーパーに行けばパウダー状のチャイティーが豊富にあり、カレー店に行けばかならず置いてありますよね。
しかし、韓国では見たことがありません。もしかしたらソウルのこだわりスーパーには置いてあるかもしれませんが、筆者の周りではいまのところ家で飲めるチャイティーは見つけられず…。
唯一あるのがスターバックスなので、チャイティーを飲みたいときはスターバックスに行っているのですが、少しめんどくさいです。
パウダー状のチャイティーは、日本に帰るたびにいつも大量に買って帰ります。
プリン
韓国でプリンは「プディング」と言います。しかも、プリンとゼリーをまとめて「プディング」と言うんです。
日本人からすれば「プリン」と「ゼリー」は全く違いますよね。
私が韓国に来たばかりで、風邪を引いて寝込んでいたとき。韓国人の夫に「プリン」を頼んだことがあります。
しかし夫が買ってきてくれたのは、果物がたくさん入った透明のプルプルな「ゼリー」でした。
そのときに、「韓国には牛乳と卵で作ったあのプリンはあまり売っていないんだ」と知りました。
日本風のカフェには手作りプリンが販売されたり、たまに日本からの輸入プリンを売っていたりしますが、いまでも韓国では珍しいです。
韓国人に「日本に行ったらなにをしたい?」と聞けば、「自分が好きなプリンを選んで食べたい!」と話す人も多いです。それほど韓国では、プリンは珍しい存在です。
日本では当たり前に食べれるものですが、韓国では手に入りにくいものを紹介しました。逆に、日本で手に入りにくい韓国食材も気になりますね。
- image by:VTT Studio/Shutterstock.com
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。