こんにちは。韓国在住6年目、日本語教師でライターのHAZUKIです。在韓ならではの生きた韓国情報をお届けします。
韓国に行ったとき、日本語っぽく聞こえる韓国の単語が聞こえてきたことはありませんか?
それ、実は日本から来た単語かもしれません!韓国人も、知らない間に日本語からきた単語を使っていることが多いです。
ご高齢の方々が使う単語、最近の若い方が使う単語などさまざまあります。今回は、それらをいくつかピックアップしてご紹介しますね。
「カンジ」
これは「感じ」から来た表現です。韓国では「カンジがある、カンジが出る」と表現します。
エモい、かわいい、素敵くらいの表現だと思ってください。
筆者が会う中高生はよく使ってますし、20代〜30代の世代もよく使っている印象があります。
「リアチュン」
これは、日本の「リア充」から来た言葉をそのまま使っている言葉です。
若い人が全員使っている…わけではありませんが、日本語に関心がある人やネット配信、チャット部屋などでよく使われる言葉だそう。
筆者が日本語を教えている授業で生徒が教えてくれた単語で、辞書で調べてみたら日本語と全く同じ意味で使われていました。
「シマイ」
これは日本語の「終い(しまい)」から来た言葉。「終い作業」とか「おしまい」で使われる言葉ですね。
筆者が韓国でよく聞く使い方としては、「これがシマイです(最後の料理です)」「きょうの会議はここでシマイにしましょう(きょうの会議はここまでにしましょう)」「ここのシマイは何時ですか(ここの閉店は何時ですか)」などがあります。
「タマネギ」
みなさんが想像したとおり、野菜の「玉ねぎ」です。
韓国で人気の食べ物・ジャージャー麺を頼むと、口直しのおかずで生の玉ねぎとたくわんが出てくるのですが、そのときに使う表現が「タマネギ」です。
韓国語の「ヤンパ」と話す方もいますが、お店の方々はたいていタマネギと表現している印象。
今回ご紹介した単語のほかにも、ツメキリ(爪切り)、バケス(バケツ)、ナシ(袖なし、ノースリーブ)などの表現もありますよ!
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