愛する彼氏との結婚を考えていて、彼氏にも同じ気持ちになってほしいけれど、結婚の話題を持ち出すと空気が悪くなる。
そんな思いをすると、彼氏が自分に向ける愛情に自信がなくなるし、この先の関係についても不安になりますよね。
自分との結婚についてどう思っているのか、気まずい雰囲気を避けて切り出すには、どうすればいいのでしょうか。
結婚の話をすると気まずくなるのは、愛がないから?
大人のふたりが恋愛をして交際まで発展すれば、次に考えるのが「結婚」になるのはおかしいことではありません。
自分にとってはそうだけれど、将来の話をしようとすると反応が悪くなる彼氏を見ると、「私だけなの?」と不安になります。
気をつけたいのは、結婚についてどう考えるかは人それぞれということ。
また、男性の場合はまだまだ「一家の大黒柱」というイメージが強いため、女性より慎重になる人が多いということ。
結婚の話をすると気まずくなる彼氏を見て「愛情がないのだ」と決めつけるのは早計で、まずは彼氏がどんな考えを持っているのかを確認する必要があります。
とはいえ、空気が悪くなるのを防ぎながら結婚の話をするのは、なかなか難しいもの。
気まずくなるときの対処法について、以下でお伝えします。
彼氏と結婚の話で気まずくなるのを防ぐために…
1.「いまのお付き合いについてどう思っているか」を聞いてみる
そもそも結婚は、ふたりが同じ気持ちにならないと叶いません。
そこを確認する最初のステップが、いまの交際についてどう思っているか、彼氏の正直な気持ちを知ることです。
「私といて楽しい?」「いまのふたりについてどう思う?」など、核心を突く言葉は、彼氏に改めていまの状態を考えてもらう機会になります。
ふたりきりのときに切り出すのがいいのですが、あまり深刻な様子だと結婚話の気配を察知した彼氏の口が重たくなる可能性があるので、話題にするなら外のデートで休憩しているときなどリラックスしている状況を狙いましょう。
忘れたくないのは、「私はすごく幸せだけど」といまのふたりを続けたい気持ちを伝えることです。
2.彼氏が描く「自分の」将来像を話してもらう
彼氏が自分との交際を前向きに受け止めているとわかったら、次に彼氏自身はこの先どうありたいかの将来像を尋ねてみます。
「何か夢とかある?」「40代の自分って何をしているのかな」など、それとなく想像する切り出し方が正解です。
将来像を確認することは、人生の目標があってそれに進んでいたり、いまのまま安定した暮らしがしたいと思っていたり、彼氏自身が描く今後を知るきっかけ。
そのなかに自分が入る余地があるのかどうか、自分を含めた人生を考えているかどうかも、このときに見えてきます。
「いずれは起業したい」などと彼氏が話すのであれば、「応援するよ」と支える気持ちを伝えましょう。
反対に、たとえばついていけそうにないなと感じたときは、こちらがいまの交際を考え直す意識が必要です。
3.「これからもずっと一緒にいたい」気持ちを伝える
彼氏の結婚についての考え方がどうであれ、必ず知っておいてほしいのがこちらの気持ちです。
結婚という形にこだわっていると受け止められると、「自分以外の人でもいいのでは」と思われるので、結婚の言葉は抜いて話すのが最善。
「私はあなたのことが好きで、これからもずっと一緒にいたいと思っている」。
素直なこの言葉が、彼氏に「自分はどう思うのか」を考えることを促します。
自分も等しく同じ気持ちだと思えば、自然と結婚の形を選ぶ意識が浮かぶはず。
「あなたと結婚したいの」というストレートな言い方が悪いわけではありませんが、結婚の話をすると気まずくなる彼氏にはプレッシャーになる恐れがあり、重たい雰囲気を避けるには結婚したい気持ちの理由である「好き」を伝えましょう。
4.「待つ」のではなく「支え合う」ことを伝える
男性にとって苦しいのは、自分の決断を待たれること。
結婚そのものには前向きな考え方を持っていても、誠実な男性ほど自分の決意が彼女の人生も変える重さを理解しており、安易な気持ちで伝えることはしません。
待ってくれることに感謝する気持ちがあっても、待たせる自分に不甲斐なさを感じる男性などは、交際をやめることでプレッシャーから解放されるのを考える可能性があります。
「プロポーズ待ってるね」と言われてうれしいと思う男性も確かにいますが、結婚の話をすると気まずくなる彼氏の場合は、「待つ」より「支え合いたい」気持ちを伝えるのが正解。
「これからもあなたのそばにいるよ」というシンプルな言葉が、彼氏の心に「これからも一緒に歩んでいきたい」と前向きな気持ちを生みます。
5.自分の気持ちと違うときは今の交際を考え直す
彼氏の結婚についての考え方を聞いたとき、自分の気持ちや価値観とは大きく違うとわかることがあります。
好きだけではうまくいかないのが結婚生活で暮らし方やお金のことなどふたりで乗り越えていく問題はたくさんあり、足を揃えて進めない人と続けていくのは難しいもの。
合わないとわかったときは、いまの交際について考え直しましょう。
このまま続けるのももちろん間違いではなく、その場合は自分自身の将来についてもしっかりと想像することが、後悔しないためには欠かせません。
たとえば「時間の無駄になる」と思ったときは、潔く別れを選ぶのも自分のため。
結婚を望むのであれば、それが叶うかどうかを見極める姿勢を持ちましょう。
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