初めて訪問する彼氏の家。どんな部屋なんだろうと、ちょっぴりワクワクしますよね。
しかし、そんな彼氏の家で「なにこれ!?」と衝撃を受けるアイテムを発見してしまったという人も…!
今回は、初めて訪れた彼氏の家で見つけてしまった、衝撃的なものに関するエピソードをご紹介します。
監視用ペットカメラ
「3年前に付き合っていた彼氏の家で、衝撃的な物を発見しました。あれは…たしか付き合って3カ月くらい、初めて一人暮らしの彼氏の家にお邪魔したときのことです」
そう話しだしてくれたのは、都内で看護師を務めている美咲さん(仮名/28歳)。いまでも忘れられないという、衝撃的なエピソードを教えてくれました。
「部屋自体は整頓もされており、綺麗でした。でもソファに座って一緒に映画を見ていたら、何やら視線を感じる気がして…。でもどこを見てもほかに誰かいるわけじゃないし、お化けかと思ったけれど私に霊感なんてないし、なんだろうって思ってたんです。人の家でキョロキョロするわけにもいかないので、不思議な気配を感じながら2時間映画を見ていました」
そして映画が終わってから彼がトイレに行ったとき、美咲さんは立ち上がって部屋を見渡してみます。
「犯人はすぐに見つかりました。ちょうどソファに座る私の右側に置いてあった、背の高い本棚。その本と本の間に、ペットカメラが置いてあったんです。しかもコンセントがしっかりつながっていて、稼働している様子…あれ?この家、ペットなんて飼ってたっけ?そう思って、トイレから戻って来た彼に聞いてみたんです」
そこで美咲さん、彼から衝撃的な発言をされます。
「『実家のお母さんとつながってるんだ』って言われました。心配性だから、何かあってもすぐ気づけるように、ペットカメラで見守っててくれるのと。それってつまり、いま映画を一緒に見ていたのも全部見られててもおかしくないってことじゃないですか…!途端にゾッとしました。いちゃついてなかったわけでもないし、これをずっと見られてたんなら気持ち悪すぎるし、年齢的にも結婚を考えていたんですが、そんな人が義母になるとか嫌すぎて…急用思いだしたから帰るねって言って逃げるように帰りました」
美咲さんはその後彼と別れたのですが、何が悪いのかわからない様子で、きょとんとしていた彼の顔がいまでも忘れられないと言います。
モテテクニック本
「私が彼の家で見つけてびっくりしたのは、モテるためのテクニックが書かれた本ですね。しかも1冊どころか10冊くらいありました。モテる男がやってることとか、モテるための心理術だとか…それが本棚に隠さずしまってあるのでびっくりですよ」
当時、彼とは付き合って1カ月ほどだったという真奈美さん(仮名/26歳)。モテたかったんだ…と思うと、なんだか切ない気持ちになったそうです。
「見て見ぬふりするしかないじゃないですか…。でも内容がどうしても気になっちゃって、ちょうどAmazonで1冊電子書籍で読めたので、買って読んでみたんです。そしたら、彼が私にアプローチしてきたときの方法が出る出る!そういえばこういう言葉の言い回しよく使うなとか、ちょっとときめいてた行動が、実は心理術のテクニックのひとつだったとか…まんまとモテテクニックに騙されたって笑っちゃいました」
一度は引いたというものの、そこまでして自分を振り向かせたかったのかと考えると、だんだん彼が可愛く感じてきたそうで。
「彼と出会ったのは会社の入社式。私に一目ぼれしてくれたらしく、入社直後から結構話しかけてくれてたんです。1年目で告白されてそのときは振ったのですが、それでも彼は諦めなくて…積極的なアプローチに、ついに私が応える形で付き合い始めたんですよね。そんな経緯があったから、可愛いなって思いました。発売日を調べたら、私が振った後の本もあったので(笑)」
真奈美さんは、いまでもその彼と付き合っています。
「先日、彼にプロポーズされました。あのモテテクニック本で結婚までこぎつけたと考えたら、あの本の作者さんたち、大喜びだなって思いますよ!」
スピリチュアルグッズ
「いまでも忘れられないんですが、元カレの家に、聞いたこともない本格的なスピリチュアルグッズがたくさんあって、あれは驚きましたね…スピリチュアル大好きな人だったんです。もちろん人それぞれ信じるものとか、好きなことって違うと思うので、否定はしませんが…」
そう話してくれたのは、桜さん(仮名/30歳)。数年前に付き合っていた元カレのエピソードを教えてくれました。
「元々占いとか風水とかが好きな人だっていうのは知ってたんです。『今月はあっちの方角が吉方位だから、あの方面でデートしよう』とか言う人だったので。でも、ただ占いが好きなだけで、そこまでのめりこんでるとは思ってませんでした」
初めて家に足を運んだとき、桜さんは思わず言葉を失ったそう。
「1LDKの部屋だったんですが、奥のスペースに明らかに神秘的な空間がもうけられていたんです。机といすが置いてあるだけの、一見すると小さなデスクスペースだし、女性で言えばメイクスペースなんですが、机のうえにあるのは水晶で、タロットカードがズラッと並んでいて、壁には天体図やらが貼られていて…『えっ、なにこれ?』ですよね。聞けば、自分で占いもするそうなんです」
いままでスピリチュアルグッズには触れてこなかったという桜さん。何と言えばいいのかわからないでいると、彼に「占おうか?」と言われます。
「まぁお願いしようかなと占ってもらいました。いろんな道具を使って、じっくり占ってくれたんですが…正直言ってあまり当たってなかったので、反応に困りました」
結局その彼とは別の理由でお別れしたそうですが、いまでも桜さんのなかで、インパクトの強かった元カレとして思い出が残っているそうです。
古いCD、聞いてみると…自作の歌!
「現在の夫とまだ交際中だったころ、初めて家にお邪魔したとき、すっごい面白いものを見つけてしまって…未だに思いだして笑ってしまいますね。夫には申し訳ないんですけど」
そう話してくれたのは、由紀さん(仮名/33歳)。現在2歳の子どもを育てているという由紀さんは、夫とのエピソードを楽しそうに話してくれました。
「夫がもともと音楽好きなのは知ってました。そもそも知り合ったのが音楽フェスだったので、共通の趣味…と言いますか。それで家に行ったとき、立派なコンポがあったので、『何かCDかけてもいい?』って聞いたんですよね。それで夫が『お茶入れてくるから適当にかけてていいよ』なんて言うもんだから、パッと目についたCDをいれてみました。ただそのCD、アーティスト名も曲名も書いてなかったので、最初は何だこれ?誰だろう?って興味本位だったんです。そしたら…なんと夫がギターで弾き語りした、オリジナルソングのCDでした」
最初はまさかと思ったものの、聞けば聞くほど歌声がそっくり。
そして黙って聞いていた由紀さんの元に、顔を真っ赤にして飛び込んできた彼。由紀さんは「あ、これ自作の歌か!」と合点が行きます。
「あのとき顔を真っ赤にしていた夫を見て、私ほんと失礼なんですけど、めっちゃ笑っちゃって『やっぱそうだよね!?』なんて言っちゃって。でも、うまかったんですよ。結構いい歌だったし。だから『また聞きたい!生歌も聞かせて!』って言ったら、恥ずかしそうにうなずいてくれました。あのときの私の対応が間違ってたら、もしかしていまこうして結婚できてなかったかなとも思います。面白いエピソードって感じですね」
ウィッグ
「彼氏の家で見つけて驚いたものですか…女性もののウィッグが出てきたことですね。元々細身でスタイルがよくて、顔も整っている彼なんですが、実は女装コスプレイヤーだったんです。最初はコスプレイヤーだなんて知らなかったので、衝撃的でしたよ」
そう話してくれたのは、栞さん(仮名/27歳)。
彼の家にはじめてお邪魔し、お泊まりしようとしたとき、ちらっと開いていたクローゼットのなかに、金髪のロングヘアウィッグがあるのを見つけてしまったとのこと。
「彼に『言いづらいんだけど…』と見つけたことを言ったら、『引くかもしれないけど』ってコスプレ写真を見せてくれました。もう、すごく美人でかっこよくて…それを見たら引くどころか尊敬、憧れ、かっこいい!でしたよ。彼はホッとしてましたね…いままでの歴代彼女には引かれて振られてたと言っていたので、今回は隠しておこうとしていたみたいです」
彼とは現在も付き合っており、たまにイベントに同行することもあるんだそう。彼のおかげで新しい世界を知れて、むしろ楽しんでいるとうれしそうに話してくれました。
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