「また冷蔵庫を開けてしまった…」午後3時になると決まって襲ってくる食欲。ダイエット中なのについつい手が伸びてしまうお菓子。そんな経験、ありませんか?
お腹が空いたとき、つい冷蔵庫を何度も開けてしまったり、急に甘いものが欲しくなったりする経験は、多くの女性が抱える共通の悩みです。
特にダイエット中や体重管理を意識している方にとって、「食べたい気持ち」と「太りたくない気持ち」の間で揺れ動く葛藤は、日常的なストレスの原因にもなりがちです。
そこで今回、20代〜50代の女性200名を対象に「お腹が空いたときの対処法」に関するアンケート調査を実施しました。
現代女性がどのような場面で空腹を感じ、どのように対処しているのか、その実態を徹底的に分析。
ダイエットや体重管理を続けながらも、ストレスなく空腹と上手に付き合える方法を探ってみました。
空腹を感じるタイミングはやっぱり「おやつの時間」

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調査の結果、現代女性が最も空腹を感じるタイミングは「午後3時ごろ」が200名中82名(41%)で圧倒的1位となりました。
いわゆる「おやつの時間」における空腹感が、多くの女性に共通する現象であることが明らかになっています。
仕事中でも集中できなくなるという声も多数寄せられました。
そのほかにも、「生理前・生理中」(2位・68名34%)や「ストレスが溜まっているとき」(5位・45名22.5%)、「睡眠不足のとき」(7位・32名16%)など、ホルモンバランスの変化や日ごろストレスを感じたときに、特に甘いものへの欲求が高まる時期として多くの女性が実感しています。
また、「夜9時以降」(4位・48名24%)や「午後10時ごろ」(8位・28名14%)といった夜型生活の方からの意見も多く見られました。
女性200名が実践する空腹対処法は?

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実際に空腹を感じたとき、女性たちはどのような対処をしているのでしょうか。空腹感に駆られながらも、多くの女性がさまざまな工夫を凝らして対処していることがわかりました。
一番多くの方が取り入れている対処法は、200名中140名と圧倒的に多くの女性が実践している「水やお茶・コーヒーで空腹をまぎらわす」(70%)でした。
カロリーが比較的低い飲み物を飲むことで、取り入れやすさに加え、温かい飲み物をを飲んで心の落ち着きを感じている方も。
また、さまざまな対処法がある一方で、意外にも2位には「すぐに何かを食べる」(81名40.5%)がランクインしています。
食べるのを我慢することで、ストレスが溜まってしまったり集中力が続かないといった精神面の影響から素直に食欲に従う方も多いことがわかりました。
また、「スマホでSNSや動画を見る」(4位・42名21%)や「深呼吸や軽いストレッチをする」(6位・35名17.5%)など、食事とは別のことをして空腹を紛らわすという回答も。ちょっとした気分転換もできて一石二鳥かもしれませんね。
なぜ食べるのを控えるの?

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そもそもなぜ、多くの女性たちは食べるのを控えているのでしょうか?
空腹を感じても「今は食べないほうがいい」と判断する理由について調査したところ、女性たちの切実な思いが浮き彫りになりました。
やはり多くの方が、「間食のしすぎで太りたくないから」(1位・106名53%)や「ダイエット・体重管理のため」(2位・100名50%)といった体重増加への不安を抱えているという理由から食事制限を行っていることが明らかになりました。
また、4位には「金銭的に節約したいから」(42名21%)という回答がランクインしており、近年の物価高の影響からも多くの女性たちが食べない選択をしているようです。
空腹が女性に与える精神的影響が大きい

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これだけ多くの方がさまざまな理由で空腹状態を維持していることが明らかになりましたが、このような状態が続くことで、女性たちはどのような影響を受けているのでしょうか。
ランキング1位には、200名中105名と半数以上の方が回答した「集中できなくなる」(52.5%)がランクインしました。
実際に、「MSDマニュアル」によると、空腹によって血糖値が低下し、脳へのエネルギー供給が不足。そして思考力や注意力の低下を招くことが医学的にも明らかになっているようです。
日常生活や仕事のパフォーマンスに支障をきたしていることが伺えますが、体調面や仕事でも悪影響が出ないよう注意が必要かもしれません。
また、「イライラする」(2位・85名42.5%)や「落ち込む・ネガティブになる」(4位・54名27%)、「何もやる気が起きなくなる」(6位・42名21%)といった回答もあがっており、いかに空腹が感情コントロールに大きな影響を与えることが明らかになっています。
罪悪感なく取り入れやすい空腹対策は?

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どんなときでも空腹感に耐えられるわけでもありませんよね。集中できない・イライラするといった精神的な悪影響が起きてしまうのであれば、何か対策をする必要があります。
そこで、理想的な空腹対処法として、女性たちが「罪悪感なく取り入れやすい」と考えるものを調査しました。
多くの女性たちが取り入れているのは、「ノンカフェインのお茶・白湯・炭酸水」(1位・106名53%)でした。
過半数の女性が水分による空腹対策を理想としており、実際の対処法とも一致。
「すぐに口に入れられる」「濃いお茶を飲むと空腹感が少なくなる気がするから」といった実際の声が届いています。
そのほかにも、「ナッツ類」(2位・80名40%)や「ヨーグルト」(3位・75名37.5%)、「チーズ」(5位・58名29%)など、カロリーが低く栄養素のある食べ物を取り入れている方が多くいるようです。
まとめ
今回の調査を通じて、空腹時の対処法には個人の生活スタイルや心理状態に応じた多様な選択肢があることがわかりました。
空腹は生理的な現象であり、完全に排除することは不可能です。
しかし、過度な我慢は集中力の低下やイライラなど逆効果となる場合もあるため、自分のライフスタイルに合った無理のない方法を見つけることが大切です。
「食べたい気持ち」と「太りたくない気持ち」の間で揺れ動く葛藤は、多くの女性が抱える共通の悩み。
完璧を求めすぎず、今日からできる小さな工夫から始めてみませんか?
あなたにとって最適な空腹対処法が見つかることで、毎日がもっと快適になるはずです。
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