こんにちは、孫将人です。
スピリチュアルQ&Aは読者さんから寄せられたご質問にお応えするコーナーです。
自分ならどうするか?という視点で読み解いてくださいね。
読者さんからのご質問
先日、旦那の実家に帰省しました。私と息子は受験などで忙しく、久々の帰省でした。
義母と2人になったときに、いろいろ話している中で、「〇〇さん(私)が許されてるのは子どもをきちんと見ているからよね」と言われました。
「許されてるってなんだ?」と思いつつ、話の流れで、私が旦那の稼ぎに不満を持っていることを遠回しに諭されたり、旦那に私の悪口を言ったことがあるなど聞きました。
また、私が推し活をしているのを自由に遊んでいると思われているようです。
旦那は結婚してから十数年、仕事も経済力も安定しなく、本当に苦労してきました。
私は1人で子ども2人のこと、家のことをすべてやりつつ、足りない家計を稼ぐために仕事もしています。内心しんどくてもいつも明るく振る舞ってきました。
そうした私の必死の努力が何も伝わっていないようで、「私がいなかったら旦那の稼ぎだけでは暮らしていけないし、子どもだってきちんと育てられなかったのに、許されるって何?」と腹が立って悔しくて何日も眠れませんでした。
帰ったあと長々とメールを送りつけようかと思いましたが、やめました。こういう場合どうするのが正解でしょうか?
孫将人からのスピリチュアルな回答

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ご質問ありがとうございます。
正しさを求めても苦しくなってしまうことはよくあります。だから正解を求めるよりも心地よさを求めてみましょう。
ご自身の心地よさを保つには「君子危うきに近寄らず」。義母に反論したり理解してもらおうとしたりせず、物理的に心理的に距離を置くことですね。
具体的なアクションとしては、価値観の違う人の的外れな意見として受け流すこと。真に受けて、傷つく必要はありません。
また、帰省の頻度を減らす、連絡も必要最低限にするなど、心地よいと感じる距離感を探ってみましょう。
こうして、状況に応じて境界線を引き直すことはご自身の心地よさを保つうえでとても大切な要素となります。
また、こうした状況になったのも旦那さんの存在も大きいかと思います。
「そうした私の必死の努力が何も伝わっていないようで」というのは、義母というよりもそもそも旦那さんに、あなたの存在、影響力が伝わっていない可能性は高いでしょう。
旦那さんがあなたを認めて日ごろから感謝していたなら、義母にそのように伝わることはないはずです。
義母の意見に反論できるぐらい旦那さんはあなたの味方になってくれているのか。というと、現状はそうではないのでしょう。
というものの、人はそれぞれ世界観を持っています。
その世界観は「観念フィルター」と言ってもよいものですが、あなたが何をしようとも「息子の嫁は悪い人」という世界に住んでいる可能性があります。
そのような人に、どのように働きかけても結論は変わりません。
あなたが反論しようものなら「やっぱりあの嫁は悪い人だった」と、さらにその世界を強化することになるでしょう。
ですので、まずは夫婦2人で話し合って、お互いの立場、世界観を明確にしていくことが先決です。
たしかにあなたのガンバリがあってこそ子育ても家庭も円満に収まっているのかもしれません。
けれど、夫婦はお互いを尊重、尊敬しあって健全に保たれます。
過去はどのようであれいまはカレに不満があるのか。もし不満があるならそれを解消してもらうべく行動してくれているのか。
義母のことは脇において、まずは夫婦の関係を健全にしていきましょう。
それは、なにが正しいというよりもお互いの心地よさを尊重することなのです。
カレにはあなたの心地よさを尊重してもらい、あなたも、カレが心地よく感じる環境がどのようなものか教えてもらってください。
そうやって夫婦がお互いの心地よさを認め合うことで、そこから広がる関係=親族との関係もおのずと心地よいものになっていきますよ。
今回のポイント
- 正解を求めるよりも心地よさを求めてみよう
- 心地よさを保つには相手に反論したりせずに距離を置くこと
- 夫婦が心地よさを認め合うことで親族との関係も心地よいものになる
あなたがさらに幸せに豊かになることを応援しております。
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