今、波が来ている「メンズメイク」とは?
メンズメイクには2種類あり、10代~20代前半の一部の若い男の子がしているような「韓国風メイク」と、わたしがおすすめしている「ナチュラルメイク」があります。
「韓国風メイク」というのは、いわゆる「整形メイク」に近くて、整形したかのような顔立ちをメイクで作ってしまうもの。目をアイプチというアイテムで二重にしたり、カラーコンタクトを入れたりします。どことなく中性的な印象を受けるメイクが多いですね。そんな美容大国の韓国では、メイクをする男性が急増しており、その文化が日本にも流れ込んできています。
わたしが今後流行する、と思っているのはこちらではなく、メイクしているかどうかは本人しかわからないぐらいの「ナチュラルメイク」。メイクというと、女性がやっているメイクと混同される方が多いですが、わたしがおすすめするメンズメイクはまた異なるものです。
女性のメイクは、0に足していき、華やかさを出すものですが、男性のメイクは、マイナスの部分(肌の色むら、くま、しみなど)をなくして0に近づけていくものです。
実際にメンズメイクを体験した方からは、
「とてもナチュラルで、人と会っても全然気づかれない!」
「でも、自分ではコンプレックスが隠せることで自信がつく!!」
という声をいただきます。
実際に昨年の2018年秋ごろからメンズメイクに力を入れる企業が増えてきました。
例えば、90年以上の長い歴史を持つCHANEL(シャネル)がメンズメイクアップアイテムを発売したり、THREE(スリー)というオーガニック系の美容ブランドが「FIVEISM×THREE」として、メンズメイクアップアイテム専門のブランドを立ち上げました。さらに雑誌でもメンズメイクが特集されるようになってきました。
先日、「FIVEISM×THREE」の専属メイクアップアーティストの方とお話する機会がありました。
雑誌の特集で、現場にいるスタイリストさんをメンズメイクすることになったそうです。
その方は、初めは「男性が化粧をするなんて!なんだか恥ずかしいからイヤだ」とおっしゃっていたようですが、実際にメイクをしてみると、「なんか自然に若くなったように見える!」と大喜びされたそうです。
今後は男性美容の情報や化粧品ももっと増えていくかもしれませんね。自分自身の魅力を引き出すために、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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