「平日に夫婦で直接顔を合わせて会話する時間の1日平均は?」という質問では、1時間~3時間未満が26.1%で最多に。続いて30分~1時間未満が22.1%、10分~30分未満が23.6%と、多くの人が夫婦での会話時間を得られているようです。
結婚年数で見てみると、年数が経過するほど会話の時間は減っていく傾向にあることが判明。一見さみしい結果にも思えますが、お互いに空気のような存在となり、多く会話をしなくても居心地の良い空間ができあがっているとも読み取れます。
そして20年目を超えると、再び会話時間が増加。夫婦という枠を超えた最良の親友同士のように、何でも話すことができるかけがえのない関係性になっている夫婦が多いのかもしれません。
続いて、「休日に夫婦で直接顔を合わせて会話する時間の1日平均は?」という質問では、こちらも1時間~3時間未満が26.0%で最多となっています。
結婚年数で見てみると、先程の結果と同様、年数が上がるにつれて減っていく傾向に。平日・休日ともに、結婚10年以上20年未満で一旦会話時間が減少し、結婚20年以上では会話時間が再び増加しています。
「夫婦の会話時間の理想と現実のギャップ」という質問では、平日も休日も、理想の会話時間に対して現実の会話時間は足りていないと感じている人が多い結果に。
大好きで結婚したからこそ、いつまでも楽しい会話を続けたいという想いがありつつも、日常生活を過ごすなかでの変化が生まれてくるのかもしれません。
夫婦で「良く話す内容」と「話したい内容」を比較してみると、双方共に「子どものこと」については、話したいことでもあり実際に話していることでもあるということがわかりました。
比較して、話したいのに話せていないのは「将来のこと」。デリケートな話題でもあり、価値観の相違や言い争いにも繋がりやすいといえ、深く踏み込んだ話をじっくりとする時間を確保するのは、意外と難しいのかもしれません。
長い時間を過ごすことでお互いに遠慮や思いやりをなくしてしまったりと、いるのが当然という存在になってしまう「夫婦」という間柄ですが、ちょっとした一言が長く心に刺さってしまったりするもの。忙しい共働きでも、いつまでも楽しい会話を続けられるように心がけたいものです。