他人からの印象は気にしない人が約半数
ファッションアイテムを選ぶ際、誰からの印象を重視するかを聞いたところ、「他人からの印象はあまり気にしない」と回答した人が約半数(48.9%)にのぼり、次いで「パートナー(配偶者・恋人など)」(27.2%)が続きました。
「パートナー(配偶者・恋人など)」からの印象を意識していると回答した層を性年代別にみると、もっとも意識しているのは女性20代(46.1%)で、次いで男性50代(37.4%)となっています。イノベーター層では、「他人からの印象はあまり気にしない」(9.6%)と回答した人が著しく少ないことがわかります。
着なくなった服の行き先は?
着なくなった服をどうするかを聞いたところ、「捨てる」(65.3%)、「取っておく」(32.1%)、「リサイクルショップ・古着屋に売る」(19.7%)と続きました。
イノベーター層では、「フリーマーケット/オークション(インターネットサイト/アプリ)で売る」(28.8%)、「中古通販サイトに売る(買取してもらう)」(15.4%)、「フリーマーケット(対面型)で売る」(19.2%)が全体に比べて10ポイント以上高くなっています。
またアーリーアダプター層では「リサイクルショップ・古着屋に売る」(29.1%)、「誰かに譲る、あげる」(26.9%)、「フリーマーケット/オークション(インターネットサイト/アプリ)で売る」(22.3%)が全体に比べて5ポイント以上高い結果に。
情報に対する感度が高い人ほど、着なくなった服を売ったり譲ったりする方法も利用する傾向があるようです。
ファッションのサブスクリプションサービス、知ってる?
ファッションサブスクリプションサービス(注2)の利用経験を聞いたところ、全体では半数近く(46.4%)が「知らない/聞いたことがない」と回答。「現在利用している」(2.9%)、「現在は利用していないが過去に利用したことがある」(2.4%)を合わせた利用経験者は5.3%でした。
一方、イノベーター層では利用経験者の合計は32.7%だったことから、ファッションアイテムに関する新しいサービスの利用も、他の層に比べて積極的に行っていることがうかがえます。
ファッションアイテムの購入場所や情報源、利用しているサービスなどは、時代を色濃く反映していることがわかりました。
あなたはどの層にあてはまりそうでしょうか?特に20〜30代では、「パートナーにはおしゃれでいてほしい」と思っている人が多いという結果に。より自分のスタイルを確立させたいのであれば、イノベーターから情報の取り入れ先を学んでみる、というのもひとつの手かもしれません。
- source:PR TIMES
- image by:Shutterstock.com
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- (注1)生活者を新しい商品や情報に対する感度別に「イノベーター」、「アーリーアダプタ―」、「アーリーマジョリティ」、「レイトマジョリティ」、「ラガード」の5つに分類する理論
- (注2)定額でファッションアイテムをレンタル、購入ができるサービス