趣味趣向がわかり、共感も生まれやすいSNS。普段のコミュニティとは違う場所であり、顔を知らない人でも親交を深めることができるのも、SNSの大きな特徴のひとつですね。
それでは実際に、SNS上で繋がった人と、リアルに会ったことがある人はどのぐらいいるのでしょうか?
この度、婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェントが、20~29歳、40~49歳の独身男女2,400人に対し、「SNSでの出会い」に関するアンケート調査を実施しました。
その結果によってわかった、いまどきの男女の出会いや恋愛についてご紹介します。
SNS=新たな出会いを探すツール?
TwitterやFacebookで友達の投稿に「いいね」を付けたり、付けられたり、Instagramに流行りのインスタ映えな写真をアップしてみたり。
SNSというと、情報の発信や収集をするネット上のコミュニティといったイメージがありますが、近ごろではSNSを個人的なメッセージのやりとりに使う人も増えてきました。
これまでにはお見合いや職場恋愛、合コンといったやり方で出会いを見つける時代がありましたが、最近の若い世代ではSNSを使って新たな出会いを探す人が増えているようです。
今回の調査では、SNSで新たな出会いを探す20代が本当に増えていると言えるのか、またネット世代である20代とそうではない40代に差があるのかを比較してみました。
SNSの普及率は、20代の93.5%、40代の74.5%
まずはSNSの普及率が、世代によってどのくらい異なっているかを確認してみましょう。
20代の93.5%が「SNSを使っている」と回答。40代では74.5%でした。普及率は20代の方が19.0ポイント高くなっています。
現在使っているSNSは「LINE」が最多で、「SNSを使っている」と答えた20代の92.6%、40代の79.5%が使っているという結果になりました。2位は「Twitter」で20代が73.6%、40代は57.1%となっています。
SNSを使うのは何のため?
SNSの利用目的についてはどうでしょうか。最も多かったのは「情報の収集」(20代:72.1%、40代:61.1%)、続いて「友人・知人・家族との連絡や交流」(20代:61.4%、40代:59.2%)でした。
また、順位こそ高くないものの、「友人・人脈づくり」(20代:19.2%、40代:10.6%)や「恋愛を目的とした出会い探し」(20代:4.1%、40代:2.7%)といった回答も見られました。
さらに見てみると、20代の5人に1人は友人や人脈をつくるためにSNSを利用していることがわかります。