そもそも「結婚」を意識していない人たちも…
「30代以降」と同率だったのが、「結婚を意識していない」という回答です。
途中で考え方が変わる人もいるとは思いますが、全体の約2割と考えると、決して少なくはない数字といえます。
しかし、「結婚したい」「〇歳までによい伴侶と出会いたい」と考える人がいる一方で、「独身のままでいい」「結婚自体に強い関心がない」「パートナーはほしいけれど、結婚という形でなくてもよい」と思う人がいるのは自然なことです。
これだけ多様な選択肢がある現代では、「従来の結婚という形式に縛られたくない」と思っている人がいても不思議ではありません。
とはいえ、人生は予想外のこともたくさん起こるもの。結婚に興味はなかったけれど、ひょんなことからトントン拍子に結婚することになった、というケースもあるかもしれませんね。
自分のタイミングこそが「適齢期」
結婚をすると、特定の相手とパートナーシップを築く努力、共同生活や家事の分担、子どもが産まれたら育児のこと、互いの健康や身内のこと、お金のことなど、自分ひとりで全て決めて自由に行動できた独身時代とは変わる部分も出てきます。
結婚だけが、すべての人の人生にとってベストな選択肢というわけではありません。
一方で、ともに人生を歩んでいける人が常に近くにいること、いざというときに支え合える相手がいる安心感など、結婚が独身時代とは違う豊かさを与えてくれることも否定できません。
結局のところ、年齢はひとつの目安に過ぎません。若いころでもある程度年齢を重ねてからでも、自分が「いまだ」と思ったときこそが、本当の結婚適齢期なのかもしれませんね。