『日本人はなぜ臭いと言われるのか(著:桐村里紗)』
こんなタイトルの本が販売されていること、ご存知でしょうか。このタイトルをはじめて目にしたとき、思わずドキッとしてしまいました。
今はロスに住んでいる私ですが、「確かにいわれてみれば…」と腑に落ちることが多くあります。
人が密集する国、ニッポン。
たとえば、人が密集するスポットが日本には溢れているところ。
ロスは車社会なので、日本のように人が密集する場所は少なめです。週末のクラブやショッピングモールなどにいかなければ、人と人が密接するなんてことはありません。
だから、日本で人が密集しているところをニュースで見ると「ニオイはどうなんだろう…」と思うことも、確かにありました。
日本とアメリカの意識の違い
よく、「アメリカに住んでいる人はたくさん肉を食べるからクサイ」といわれます。でも、私はそうは思いません。
というのも、アメリカ在住の方はデオドラントの意識がとても高いのです。それは、ほとんどの人が、朝起きて出かける前に必ずシャワーを浴びるほど。
アメリカでは、歯を磨くのと同じくらい、デオドラントのお手入れをするのは常識となっているのです。
私はかつてアメリカ人と結婚していたのですが、旦那はまだ幼い子どもにデオドラントのケアについて厳しく教えていました。
対して、日本はどうでしょう。
以前、”朝シャン”という言葉が流行りましたが、今ではどうなのか。”仕事前にシャワー”が当たり前になっている世代もあるかもしれませんが、”朝シャン”が浸透していなかった時代の方々はどうなのでしょうか….。