家事分担の平均は「3:7」
夫婦の家事分担の割合は、男性が3割、女性が7割との回答がもっとも多い結果となりました。全体的に、家事を担っている割合は妻のほうが多いようです。
「共働き夫婦」と一言でいっても、働き方や労働時間は各家庭により異なります。
例えば「夫婦ともに長時間働いている」「夫よりも妻のほうが忙しい」にもかかわらず、家事のほとんどを女性がやっているという場合はもちろん問題です。
一方、小さな子どもがいる家庭などでは、夫はフルタイム勤務で妻は時短勤務やパート・フリーランスというケースもあるでしょう。
子育て期間中は女性側のほうが時間に融通の利く働き方をし、家庭に割く時間を多くしている結果、家事の割合が夫よりも高くなっていることも考えられます。
共働きだからといって「必ずしも家事を5:5で分担することがベスト」というわけではなく、家庭ごとに最適なバランスが取れるとよさそうです。
夫は「発言」、妻は「行動」に対してイライラ
「家事に対してパートナーにイライラした瞬間は?」という問いに対して、男性からは「細かい要望を出してくる」「自分だけが(家事を)やっていると主張された」など、妻からの発言に対してイライラを感じることがあるようです。
一方で女性は、「やるなら最後までやってほしい」「分担を守らない」など、夫の行動に対して不満があるという結果に。
妻のほうが家事分担の割合が高い傾向にあり、細かい部分にまで気づけることから、夫の家事のやりかたがいい加減に見えてしまうということはありそうですね。