第6位 中尊寺/岩手県
第6位にランクインした「中尊寺」は、岩手県西磐井郡平泉町にある天台宗東北大本山の寺院です。奥州藤原氏三代ゆかりの寺として有名で、平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂を始め、多くの文化財を有しています。
また境内は「中尊寺境内」として、国の特別史跡に指定されています。さらに2011年には、「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産のひとつとして、世界遺産に登録されました。
第5位 日光東照宮/栃木県
第5位の「日光東照宮」は栃木県日光市にある神社で、江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を祀っています。
日本を代表する世界遺産「日光の社寺」のなかでも、もっとも有名な神社といえるのではないでしょうか。
内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並んでいます。その豪華絢爛な美しさは、まさに圧巻です。
第4位 厳島神社/広島県
第4位の広島県の「厳島神社」は593(推古天皇元)年に創建されたと伝えられており、島全体が神の島として崇められていたため、海の中に鳥居が建てられたそうです。1146(久安2)年に平清盛が社殿を現在の姿に造営しました。
国宝・重要文化財の建造物は17棟3基・美術工芸55点など約260点をはじめ、廻廊45間、西廻廊62間。さらに本社のほかに客神社・朝座屋・祓殿・高舞台・平舞台・左右門客神社・火焼前・大国神社・天神社・能舞台・反橋・長橋・揚水橋・内侍橋の建物構造群からなっています。