2019年は元号が「令和」へと変わった、国内の歴史においても節目となる一年でした。そして振り返れば、2018年もある意味節目といえる「平成最後」。
それでは、平成最後の年越し・初詣先として、人気を集めていた神社仏閣はどのような場所だったのでしょうか。
今回は、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が10~70代の男女883名を対象に行った「平成最後の年越し・初詣」に関する調査から、「死ぬまでに行きたい日本の寺・神社」ランキングTOP10をご紹介します。
第10位 富士山本宮浅間大社/静岡県
第10位の静岡県富士宮市にある神社「富士山本宮浅間大社」は、全国に約1,300社ある浅間神社の総本社で、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されています。
また本宮の本殿は徳川家康による造営で「浅間造」という独特の神社建築様式で造られており、国の重要文化財に指定されています。
さらに本宮境内には富士山の湧水が湧き出す「湧玉池」があり、国の特別天然記念物に指定されていますよ。
第9位 永平寺(福井県)/高千穂神社(宮崎県)/清水寺(京都府)
第9位には、福井県の「永平寺」、宮崎県の「高千穂神社」、京都府の「清水寺」が3つ同時ランクインしました。
福井県吉田郡永平寺町にある永平寺は曹洞宗の寺院で、日本曹洞宗の中心寺院(大本山)です。鎌倉時代初期の禅僧である道元禅師が開いた寺として有名ですね。
宮崎県の高千穂神社は、宮崎県西臼杵郡高千穂町にあり、日本神話にでてくる高千穂皇神を祀っている非常に歴史のある神社です。
そして京都府の清水寺といえば、説明するまでもないでしょう。京都市内でも有数の観光地として有名であり、京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録されているほどのお寺です。
第8位 靖國神社/東京都
第8位にランクインした東京都の「靖國神社」は、日本の軍人、軍属などを主な祭神として祀る神社です。明治維新や太平洋戦争などで戦没者を祀っています。
そのなかには戦死した軍人はもちろん、吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作など明治維新の志士たちもいます。
また桜の名所としても有名で、気象庁は境内にある3本のソメイヨシノを、東京都での桜の開花日を決定する標本木として指定しています。東京都の「桜の開花宣言」はこの標本木が咲いたときに行われているんですよ。
第7位 金剛峯寺/和歌山県
第7位の和歌山県伊都郡高野町高野山にある「金剛峯寺」は、高野山真言宗総本山の寺院です。弘法大師が修禅の道場として開創し、多くの参詣者を集めています。
不動堂、絹本著色仏涅槃図、絹本著色善女竜王像、木造八大童子立像 6躯 附:木造阿耨達童子像、指徳童子像 2躯、木造諸尊仏龕(もくぞうしょそんぶつがん)附:銅製厨子など、数多くの国宝を所有する寺としても有名です。