男性が気になっている箇所は?
男性は、髪では薄毛・抜け毛、顔では歯(歯並び・黄ばみなど)、ニキビ・肌が脂っぽい・テカリ、手・足では爪が弱い・割れやすい・形が悪い、体全体・その他では体臭・口臭がそれぞれ最も高くなっています。
15~19歳は「ニキビ・肌が脂っぽい・テカリ」(49.2%)、20代以上ではいずれの年代も「髪」に関する悩みが最も高く、20代では「ヘアスタイル」(32.2%)、30 代・60代では「薄毛・抜け毛」(28.9%、31.4%)、40代・50代では「白髪」(33.0%、32.3%)が最も高くなりました。
日頃、しっかりとしたメイクやヘアスタイリングをしない人がほとんどの男性にとって、肌の綺麗さと髪のコンディションは見た目をかなり左右するポイント。さらに、ひどい体臭や口臭は他人に相当な不快感を与えることもあり、「そこだけは気を付けている」という男性も多いようです。
私の「とっておき」のアイテム
美を保つためのアイテムとしては、女性全体の基礎化粧品の中では「洗顔料」(79.8%、前年比3.4pt減)、化粧雑貨・ボディケア用品では「ハンドクリーム」(57.6%、同0.5pt増)、メイクアップ用品では「ファンデーション」(66.7%、同1.1pt増)の購入率がそれぞれ最も高い結果となりました。
「洗顔料」を年代別に見ると、60代の購入率(83.6%)が最も高く、「ハンドクリーム」も60代の購入率(69.5%)が最も高い結果に。 「ファンデーション」は、50代の購入率(71.1%)が最も高くなりました。
男性全体の基礎化粧品の中では「洗顔料」(45.4%、前年比3.1pt減)、【化粧雑貨・ボディケア用品】では「フェイスシート・カラダふきシート」(26.2%、前年と比較なし)、メイクアップ用品では「ファンデーション」(6.2%、前年と同スコア)の購入率がそれぞれ最も高くなっています。
「洗顔料」を年代別に見ると、30代の購入率(57.7%)が最も高く、「フェイスシート・カラダふきシート」は、20代の購入率(34.7%)が最も高い結果に。「ファンデーション」は、20代の購入率(12.3%)が最も高くなっています。
女性には必須のメイクアップ用品であるファンデーションですが、男性のファンデーション購入率がじわじわと増えながら推移しているというこの結果。
20代の「アイライナー」「フェイスパウダー」とも購入率は前年増となっており、今後は当たり前にメイクをする男性も増えていくのかもしれません。