「夫源病」の対策はあるのか?
夫源病の症状に悩んでいる場合、以下のような行動で症状が改善されることがあります。
信頼できる相手に相談する
友人などに話すことで、スッキリすることがあります。ただし、一方的な愚痴を聞かされるだけでは苦痛に感じる人も多いはず。
「聞いてくれてありがとう」とお礼を言う、相手がくれたアドバイスを否定しないなどの配慮を忘れないようにしましょう。
プチ贅沢をする
パートナーに内緒でちょっといいお店で食事をしたり、少しだけ高価な小物などを購入したりすることで気分が上がり、イヤなことを忘れられることがあります。
「プチ」ということがポイントで、家計に支障が出てしまうレベルの支出はしないことを心掛けましょう。
大声を出す、泣く
カラオケボックスで大声で歌ったり、感動する映画やドラマを観て思いきり泣いたりすることで、リフレッシュできます。
激しい運動をする
外を走る、ジムへ通う、ダンス教室に行く、プールで泳ぐなど。運動をすることで血行が良くなったり、気分をリセットしたりできます。
一時的にパートナーと離れる
寝室を別にしたり、帰省や旅行をしたり、予定を入れて家にいる時間を減らしたりして、パートナーと距離を取る方法。離れることで、ふたりの関係を冷静に考える機会を得られます。
夫源病で不調を感じている場合、ただ耐えていてもつらくなるばかりです。このように、自分の心を楽にする方法をいくつか持っておいたほうがよいでしょう。
ただしこれらの方法は、根本的な解決につながるものではありません。
パートナーになんらかのイヤな部分や不満があって夫源病になっているわけですから、まだパートナーと話ができる状況にあるのであれば、勇気を出して自分の気持ちや要望を伝えたり話し合う機会を設けた方が良いでしょう。
たとえば、見下すような発言が気になるのであれば「そういうことはいわないで(やらないで)ほしい」、家事をほとんどしないパートナーであれば「ゴミ出しと風呂掃除はやってほしい」など、具体的に伝えるのがポイントです。
パートナー側が自分の行動や言動に悪気がなかったり、イヤな思いをさせていることに気づいていなかったりするケースは考えられます。その場合は、やめてほしいことや変わってほしいことは根気よく伝え続けてみてください。