なぜ素直に応援できないか
誰よりも相手の幸せを願い、健康を祈り、成功を心から応援する。恋をしているときなら、相手のことを強く想っているときなら、それほど難しいことでも、努力するようなことでもないでしょう。
しかしふたりの歴史が進み、相手のさまざまな面を知ったり、裏切られたり、傷ついたり、我慢したり…ときに、相手の人生がうまくいくことを素直に応援できないときだってあると思います。
男として女として、お互い仕事をしている人間として、応援できないことや成功を喜べないときもあるでしょう。嫉妬、やきもち、不安、寂しさ…きっとそんなときに思い出すべき言葉が「チームメイト」なのだと思います。
相手のことを同じチームの仲間と感じることすら「難しい」と思うときもある。それは、自分の人生が思うように進んでいないときだからかもしれない。あるいは「自分が取り残されたり、置いてけぼりなってしまう」と感じてしまっているときだからかもしれません。
そんなときでも、決して自分を責めないでください。だって、それは誰もが経験する心の状態だから。「チームメイト」という言葉を思い出すときがあったなら、少しだけ頑張って相手のことを応援してみる。
「きょう1日、相手が楽しく幸せで過ごせていたらいいな」と想像してみる。もしそれが難しいときは、無理をすることはありません。そのままのきもちでいい。想像ができたとき、相手の成功や幸せ、喜びを応援してみてほしいのです。
今回のコロナ騒動で「当たり前」だと思っていたことが「当たり前ではなかった」と気づいた方も多いのではないでしょうか。家庭で過ごす時間が多いいまだからこそ、改めて夫婦の在り方について考えてみませんか?
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