金運を上げて、より多くのお金に恵まれたい――。
誰もが多かれ少なかれそう願っていることでしょう。
これまでに5万人以上を占ってきた開運アドバイザー・崔燎平さんが、さまざまな相談に乗る中で見えてきた「金運の本当の姿」について、著書『金運の正体 50,000人を占ってわかった お金と才能の話』のなかで紹介しています。
- 「金運の相がある人ほど、お金に恵まれない」という不思議
- 金運は、使わないと腐っていく
- 金運は「財布のなかのお金」と同じ?
- 金持ち菌をわけてもらうには
- お金持ちに共通する言葉遣いとは?
- 「お金はお金を連れてくる」という法則
- 「才能は、毎年必ず当たる宝くじ」とは?
- 食後の「これ」が金運を招く
- お金に好かれる日常習慣
などなど。今回はこの気になるトピックのなかから、いくつかをピックアップしてお届けししましょう。
お金が次々と入ってくる「本当の金運」とは?
「金運を上げたい」と言っている人には、金運の相がはっきりと出ている人が少なくありません。では、手相が表すとおりに金運が上がっていれば、お金に恵まれるようになるのでしょうか?
実は、そうとはいえません。はっきりいいましょう。金運を上げても、お金は入ってくるようになりません。
それは一体、なぜなのでしょうか。
運気を上げる風水を取り入れる、お金に好かれる日常習慣を実践する。これらもより多くのお金に恵まれるようになるひとつの方法です。
ただ、それ以上に、もっともっと本質的に大切なことがあります。『金運の正体 50000人を占ってわかった お金と才能の話』では、毎年必ず当たる宝くじのような金運の正体について紹介されています。
手相に金運の相が出ている人ほどお金に困ってる?
金運と聞いて、まず手相が気になった方もいるかもしれません。
手相をテーマにした本や雑誌記事、テレビ番組などで「金運線」が紹介されていて、思わず自分の手の平を眺めてみたことがある人もいるでしょう。
たしかに手相には、金運の相があります。金運線というひとつの線に限らず、手相全体に、その人がどれくらい金運をもっているのかという「金運のゲージ」が表れている、といったらいいでしょうか。
僕が実際に見てきたなかでも、金運の相がハッキリと出ている人、うっすらと出ている人、さらには目をこらしても見えないくらい、ほとんど出ていない人、さまざまです。
問題は、ここからです。
手相とは、基本的に「その運が向いているとき」に出るものです。たとえば結婚運が向いているときには結婚の相が出る、という具合です。
ところが、金運の相だけは違います。みなさんにお伝えするとほぼ100%驚かれるのですが、僕から見て「金運のゲージが満タンだな」と感じる手相になっている人ほどお金に困っているという共通点があるのです。
金運線だけに着目すれば、お金持ちにも、クッキリと金運線が入っている人はいます。ただ手相全体を見て、さらに人相も合わせて見ると、やはり「金運はたっぷりあるのに、お金に困っているんだろうな」と見て取れる人がたくさんいるのです。