いっしょにいる価値は?
では、「夫婦でいること=いっしょにいること」の価値は何なのでしょうか。女性にとっては、男性の経済力、男性の包容力、価値観が合っているかどうか、頼もしさや優しさなど「自分にとってメリットがあるかどうか」ですかね?
男性にとっては、先ほどお伝えしたパーツとともに、「性格や人柄がいい」「価値観が合う」でしょうか。
これからもパートナーと「何十年間も過ごす」ということは、上記のような自分にとってのメリットやルックスや若さ・美しさ「だけ」を考えていっしょにいるというのは難しいでしょう。
若いうちやお付き合いだけならそれでいいかもしれません。しかしこれから先もずっといっしょに暮らすのならば、それよりも「心が通い合うか?」の方が大切です。
たとえばもし仮に、互いの意見が違ったとしても、そのすり合わせができるかどうか。いざというときに、自分を犠牲にしてもあなたや子どもを守ってくれるかどうか…。つまり、それだけの許容量と力強さとを兼ね備えているかどうかが大切なんじゃないかと思うんです。
いまは若くかっこいい夫も、次第に年をとります。それはもちろん、奥さんも同様です。いくらいまはおキレイでも、やがておばあさんになる…。
だからパートナーといっしょにいる価値は「自分にとってのメリット」でも「パートナーの若さや美しさ」でもなくて、やさしさや思いやり、あたたかさというところにあるのではないかなと思います。
年をとっても手をつないで歩く2人になるには、心と心の結びつきが大事です。それは、一朝一夕ではムリ。少しずつ、少しずつの積み重ねで関係性をつくっていくしかないです。素敵な夫婦になるために、毎日積み重ねていきましょう。
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