パンの常食を私がおすすめしない理由
こんにちは。ダイエットアカデミー代表の上野啓樹です。きょうのコンディションはいかがでしょうか?毎日、自分の体と向き合って、対話をしてみてくださいね。
「いまの胃の調子はどうかな?」
「昨日よりは寝起きがよかったけど、なぜかな?」
カラダだって、関心を持ってもらえると喜びます。それだけでコンディションが上がりますよ。
さて、きょうは「パン」についてのお話をします。
先日、水を買うためにコンビニに入ったときのこと。若い女性ふたりが大きな声で話していました。
「お腹空いたな~」
「でも、ダイエット中だから弁当よりパンにする~」
そういいながら、アンパンとメロンパンを手に取っていました。僕は思わず、「それはパンじゃなくてお菓子やんけ~」とツッコミたくなりました。
ランチを菓子パンで済ますというといかにも小食風ですが、菓子パンはパンではなく小麦粉と砂糖たっぷりのお菓子ですから、クッキーを食べているのと同じ。ダイエットとはほど遠い食事内容です。さらにいえば、ランチをパンにするだけでも十分太る要素が詰まっています。
僕もメロンパンは好きなので食べますが、ランチとしては食べません。あくまでもおやつです。菓子パンではなくても、パンを食べたら太るという理由は、炭水化物ということもありますが、何より水分がゼロだから。
カラダによい食べ物を選ぶとき、水分が多いか、少ないかは大切な目安になります。水分がない食べ物は消化にも排泄にも悪く、便秘の原因になります。便秘になると老廃物の滞在時間が長くなるので、肥満やコンディションの悪化につながっていきます。
ご存じの通り、カラダは食べたものでできています。パサパサのものを食べれば、細胞レベルでパサパサのほうに傾いていきます。もちろん、パンや菓子パンを食べてはいけないといっているのではありません。
それが好物なら、おやつなど嗜好品として食べましょう。菓子パンやパンはご飯としてベストではありません。むしろ健康にもあまりよくない食べ物なのです。
毎日のランチはそんなこともちょっと考えながら、選んでみてくださいね。