自分のトリセツ、書けますか?
こんにちは。ダイエットアカデミー代表の上野啓樹です。
「あなたはいまの自分の説明書を書けますか?」
これはセミナーや講演会などで、僕が最初にみなさんに投げかける質問です。マシーンの設計をする人がトリセツを書くように、健康や美しさを設計するためには、自分のトリセツが必要です。
トリセツの柱になる要素はひとつ!「自分自身の本当の姿」です。
身長や体重もそうです。たいていの人は、身長はすぐに書けるでしょう。でも、体重はその日によって違います。2~3日前に食べたものによって、コロコロ変化します。
自己管理するために、毎日必ず体重を計りましょう。そのほか、次のような項目を記録しましょう。
- 体温
- バスト、ウエスト、ヒップのサイズ(二の腕など、自分が気になる部位のサイズ)
- 体脂肪(これから体重計を購入するなら体脂肪も計れるものを!)
それと、これがとっても大事なことなのですが、一度自分の体型を直視してください。女性はできれば下着もとって、全裸で鏡の前に立つのです。
昨日よりも素敵な「きょう」を
人は、自分のカラダを無意識に「自分が都合よく見える角度」で見てしまいます。ここは勇気を持って、ポッコリしたお腹を横からも見てみましょう。
鏡に映った姿に気を落とす必要はありません。この不格好な姿もきょうまでです。
これからカラダがどう変わっていくかを知るために、できれば写真を撮っておくことをおすすめします。
そして、もうひとつ書き加えてほしいのがいまの「体調」です。体調が悪いのはもともとの体質ではなく、生活習慣のせいかもしれません。
朝はすっきり起きられますか?
頭痛はありませんか?
むくみはどうですか?
不調をあげればキリがないという人もいるかもしれません。でも、きょうまで続いてきた体調不良を直視したことは大きな一歩です。
改善するべきことがたくさんありますね。書き出さなかった昨日よりも、きょうのほうがいい方向に向かっている。これだけは事実です。