相手と自分の「価値観」のギャップ
誰かにとって特別な存在になるためには、相手の立場にたって物事を考える力もほしいところ。そのスキルを得るためには、まず「自分と相手の価値観には、それぞれ違ったものがある」と認めてほしいのです。
どんなに親しい関係であったとしても、「いわなくてもわかってもらえる」と、価値観にギャップがあると気がついていないこともあるでしょう。でも、あなたにとってよいと思っていることが、相手にとってよいこととは限りませんよね。
自分の思い込みという主観が強い人ほど、この当たり前の事実を意識できていないことが多かったりします。そんな人は「当たり前の基準」が違うということを実感するために、相手の立場から相手の目線で見つめ直すことを習慣に変えていきましょう。
価値観の違いを知り、接点を探す
相手の気持ちを理解するための第1歩として有効なのは、「人生で大切だと思うことの優先順位」を知ることです。当然、優先順位は人によって大きく異なるため、自分とはどう価値観が違うのかを把握することができます。
そして、自分とは違った価値観を持つ相手に対して、どこに接点を見つけ出していくことができるのかを考えることで、「どうしたら相手が喜ぶのか」がわかるようになるはずです。
あなたとパートナーの接点をどこで紡ぎ出していくのかによって、相手の目線も変わります。
相手の立場に立ち、自分と相手の価値観の違いを知る。そしてよいところは共有して、悪いところがあってもその違いをどのように埋めていこうかと、前向きに改善していくためのアイデアを考えていく。
こうしてより理解を深めていくことで、相手にとってかけがえのない存在になれるのではないでしょうか。
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