原因と結果の法則とは
どんな物事にも「原因と結果の法則」は存在します。それだけ強力で、それだけゆるぎないものです。たとえ自分が直接関係していないところで起きてしまった結果でさえも、「何らかの原因のモトとなっている」という風にいえるということです。
それは悪いこともよいこともそう。よい結果が起きるには、自分で意識していなくてもいい原因を起こしているし、悪い結果が起きてしまったときは、自分で知らずに悪い原因があるということ。
だからもしいま、夫婦関係がマズい状況になっていたとしたら、過去にあなたや夫がよくない原因のタネを蒔いてしまったということです。
いい結果の場合はそれを受け取らなければいけないし、悪い結果が起きたとしてもそれを受け取らなくてはならない。こういう風にいうとちょっとこわいかもしれないですが、仕組みは簡単です。
いい結果を受け取りたいと思ったら、いい原因のタネを蒔く。悪い結果を受け取りたくないと思ったら、極力原因となる悪いタネになることはしなければいいのです。
夫がもともと持っていた頼もしさを取り戻す
どうすれば夫がまた愛情たっぷりになってくれるか。どうすれば、また仲良く暮らせるでしょうか。それは「夫が外や家庭で、活躍できるような妻になること」です。
本来、ほとんどの男性は、冒頭の『カリオストロの城』のルパンのように、命を懸けてあなたや家族を守ろうとする生き物。ただし、そのエネルギーがちゃんと純粋に発揮されていれば…です。
男の私が考えるに、男性という生き物の多くは単純です。ダメな部分もあるし、アホな部分もあります。スケベでだらしないところもあります。でもその一方で、しっかりしていたり、頼もしかったり、誰かを守ってくれる存在でもあるわけです。
だから、夫の「それ」を望んでいて発動させたいのなら、あなたは優しさやいたわり、あたたかさや思いやり…そうしたものによって世界で唯一の夫の味方になり、それとなく支え、引っ張ってくれる力や頼もしさを信じ、まかせ、ゆだねてみる。
つまりそれは、冒頭でお話した『カリオストロの城』で、ルパンは「君がオレを信じてくれたなら、空も飛べるし湖の水を飲み干すことだってできるのに…」といってましたよね?アレです。
夫にとって自分に味方がいたら、自分を信じてくれ愛してくれる女性がいたら、自分を応援してくれる存在がいたら、その人のために命を懸けるのです。
もしいま、あなたがそう思えないのだとしたら、きっと「原因と結果の法則」のなかでいう何かの原因があるのかもしれません。そうであれば、これからはいままでとは違うことをすればいい。いままでとは違う原因を作ることで、結果も変わってきます。きっと、夫は応えてくれるはずです。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。