「ほどほど」に生きて
どうやってその境目がわかるかというと、自分のセンサーに聞いてみるといいんです。どんなに頑張れる人でも、みんなこのセンサーはついている。
頑張ってやっていたはずではないのに、疲れた。好きでやったはずなのに、なぜか疲れた。なんてことになっているときには、もはや「女子力」ではなくなっているということです。
これは、やっている分量やタスク、責任の度合いの強弱とも関係ありません。ものの重要度ではなく、それが自分にとって「楽しいか、楽しくないか」だけなんですね。
ヘンな話、たとえばあなたが政治に詳しくて、「三度の飯より政治の話が好き!」みたいな人だったら、政治家になって国を動かすのを「楽しんで」やれるでしょう。この場合、国を動かすことは「負担」ではないのです。「楽しい」の範囲なら、なんでもできる。
だから自分にとって「楽しくないこと」は、重荷以外の何ものでもないのですね。「最初は楽しかった。負担ではない、できるからいいや」と思った。途中でだんだん辛くなってきた。でもやめられないから、どんどん苦しくなってきた…そんなときは、もうすべていったん停止にするといいです。
わたし自身も、どんなに仕事が溜まってようが、いったんオフにします。寝る、外出する、カフェに行く、マッサージに行くなどして、一旦心のなかの「苦しい」という流れを止めるのです。そしてそんなときは、夕飯など作らず、速攻ピザをデリバリーで注文します!
いってみたら、頑張っているときこそ、オフにせよ。スイッチが入るとついつい、MAXまでやってしまうかたがた。自爆したり、枯れてしまったり、やさぐれてしまったりする。そんな生き方は悲しいですよね。みんな、「ほどほど」に生きましょうね!
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。