DVやモラハラに耐えられなくなった
離婚を決断した理由が配偶者による暴力にあるという声もあがっていました。「自分だけなら」と我慢していても、子どもにまで暴力の手が及んだとき、離婚を決断するかたも少なくないようです。
自身での決断のほかにも、友人や相談機関への相談から、まずはパートナーの元から逃げるよう説得されるケースも見られました。特にDVは命の危険がある場合もありますので、悩んだらまずは誰かに相談することが大切です。
一緒にいるのがつらくなった
「ほかに好きな人ができたから」と回答した人がいる一方、パートナーの愛情がもう自分にはないことを感じたり、パートナーと一緒にいることがつらく感じたりするようになったときに、離婚を決断したかたもいます。
「離婚するならいつでもすると言われ続けて心が折れた」「価値観のずれや性格の合わないところで徐々に溝が大きくなってお互い居心地が悪くなったことが原因だと思います」といったコメントからは、「もう限界…」という心の叫びが聞こえてきます。
子どものため
子どもがいることで離婚を躊躇する方も多くいますが、DVやモラハラのみならず、逆に一緒にいることが子どもに悪い影響を与えると思ったときは、離婚決断の理由にもなり得るようです。
「夫婦関係が完全に崩壊しており、小さな子どもにとっても悪い家庭環境だと思いました」「相手が自分と子どもに対して愛情がないとわかったから。自分はともかく子どもが可哀想だった」というコメントもありますが、「父親がいる=幸せなこと」ではない場合もありますよね。
心身的な事情や信用問題も…
そのほかにも、「妻の鬱症状から始まる言葉の暴力。仕事のストレスで6年ほど前から精神的に不安定になり、子育てや家事も次第に疎かになった。最大限サポートしてきたが、鬱になってからは非常に攻撃的になり、家族にも両方の両親にも迷惑をかけるようになり決断に至りました」と、うつ病やストレスからくる病気などをきっかけに、もう一緒にいられないと判断したかたもいました。
また、「相手のモラハラにより、心身の調子が悪くなってしまったため。相手の姿が視界に入ると体が強ばったり、LINEがくると意志とは無関係に涙が出るようになったりしました」と夫源病のような症状を発症し、一緒にいられなくなったり、繰り返される嘘や隠しごとから、パートナーを信用できなくなり、離婚を決断したという方もいました。
離婚の理由は千差万別ですが、みなさん悩みながらも決断したのがよくわかりましたね。しかしその決断が自分にとってよかったかどうかは、あとになってみないとわからないこともあるようです。
「離婚したことを後悔したことはありますか?」という問いへの答えを見てみましょう。