令和の時代を迎えても、新しい事業やプロジェクトを始めるとき、結婚や引越しなど人生において大きなイベントを行うとき、そして宝くじやお財布を購入するときに、「お日柄」を気にするというかたは多いのかもしれません。
結婚式場や引越しトラックは「大安吉日」から埋まっていくといいますし、宝くじ売り場には「本日吉日!」などと大きく掲げられています。
「きょうという縁起のいい日を選んだんだから、きっと大丈夫!」そんな安心感が、私たちのチャレンジや選択を後押ししてくれるのでしょう。
そんな「縁起がいい日」は、今月、いつ訪れるのでしょうか?
選日(暦に記載される吉凶、運勢などのうち、六曜、七曜、九星、十二直、二十八宿、暦注下段以外のもの)と六曜からみていきましょう。
2021年5月の「吉日」は?
5月4日(火):一粒万倍日(先勝)
5月6日(木):寅の日(先負)※不成就日
5月7日(金):一粒万倍日(仏滅)
5月8日(土):一粒万倍日(大安)
5月9日(日):巳の日(赤口)
5月18日(火):寅の日(仏滅)
5月19日(水):一粒万倍日(大安)
5月20日(木):一粒万倍日(赤口)
5月21日(金):己巳の日(先勝)
5月30日(日):寅の日(仏滅)
5月31日(月):一粒万倍日(大安)※不成就日
お金やモノを借りる以外、なにを始めるにもいいとされる「一粒万倍日(読み:いちりゅうまんばいび)」が6回、金運によいとされる「寅の日(読み:とらのひ)」が2回、財運の上がる日とされる「巳の日(読み:みのひ)」、巳の日のパワーをさらに強める「己巳の日(読み:つちのと みのひ)」がそれぞれ1回ずつやってきますが、不成就日や仏滅、赤口などと重なるため、「なにかをするのに絶好の日」といえる日は限られています。
- 不成就日とは:なにをしても成就しない、悪い結果を招くため、物事をスタートするのに不向きの日。
- 仏滅とは:仏様も滅するほどの最凶日で、なにをするにもよくないといわれる日。新しいことを始めたり、お祝い事をするのには不向き。
- 赤口とは:11時ころ〜13時ころのみ吉日、それ以外の時間帯はなにをするにも不吉だとされる凶日。契約ごとや財布、宝くじの購入には向かず、火事やケガに注意が必要。
2021年5月の「開運日」は8日と19日
なかでも一粒万倍日と大安が重なる5月8日(土)と19日(水)は、1日を通してなにかを始めるのにピッタリの日だといえるでしょう。
一粒万倍日は、一粒の籾(モミ)が万倍の実をつけることから、この日に始めたこと(籾を蒔いた)ことは大きな成果につながりやすいとされている日で、これから発展させたいことやお金を出すことをするのに吉とされています。
大安は、結婚、引越し、宝くじの購入、財布の購入、大きな買い物など、なにをするにもよいとされる、六曜のなかでは最高の開運日です。
なにかを始めたい、宝くじを買いたい、お祝いごとを計画しているというかたは、一粒万倍日と大安が重なる8日と19日を候補にしてはいかがでしょうか。