低いセルフイメージを書き換える方法
そこで、あなたに質問です。
もしも誰かに、自分自身のことを「実は私ってこういう人」と自己紹介するとしたら、あなた自身どういう人だと紹介しますか?思い浮かぶものをできるだけ全部書き出してみてください。
たとえば、
- 実は私ってとてもだらしない人なんです。
- 実は私って臆病で怖がりな人なんです。
- 実は私ってイライラしてばかりいる人なんです。
- 実は私って自分のことも人のことも嫌いな人なんです。
ある程度、数が出てくると似たような特徴がいくつか浮かび上がってくるはずです。それが、あなたのセルフイメージの「核」の部分といえるかと思います。
そしたら次に、あなたが友達の誰かに、あなたのことを紹介される場面を想像してください。
そのとき、どんなふうに紹介してもらえると、自分のことを価値ある存在として誇れそうなのか、思い浮かぶものを自分のフルネームを入れた文章でどんどん書き出してみます。
たとえば、
「この○○さんは、まわりから信頼されている優秀な人なんです」
「この○○さんは、愛に溢れた本当に心の大きな人なんです」
書き出したなら、今度は「主語を私」に変換して声に出してみましょう。「私は、まわりから信頼されている優秀な人です」「私は、愛にあふれた本当に心の大きな人です」といったように。
「そんなバカな!」「私はそんな人じゃない!」と違和感を感じた方もいたかもしれませんね。
でもセルフイメージって、いってみれば「思いこみ」です。つまり事実ではないのです。それも「過去」に形成されたもので、「いま」「未来」を約束するものではまったくないものです。
であれば、自分にとって役に立つセルフイメージを持っていた方がいいとは思いませんか?