こんにちは。NPO法人若者メンタルサポート協会理事長をはじめ「こころ」に関するさまざまな活動をしている、心理カウンセラーの岡田沙織です。
きょうは、私のメルマガ「3万人を笑顔に変えた 『自分と向き合って人生を変える心理学』」内のコーナー「岡田メソッド&愛されマナープチ講座」から、デートで使える愛されマナー(女性編)をお届けします。
美しいマナーとは
デートといっても、初デート、2回目のデート、付き合って何年も経ったデートなど、いろいろなパターンがあると思いますが、まず基本として、初めてのデートでも、慣れ親しんだ間柄のデートでも、ぜひ女性にはどんなときも同じテンションでいてほしいなと思います。
美しくいようとする上で大切なのは、人からどう見られるか?という視点でのマナーや所作ではなく、「一緒にいる人が心地いいと思える自分になる」ということ、その思いやりの気持ちです。
たとえ自分ひとりの場でも、自分のために、自分が心地いいと思えるために、そんな自分を誇らしく好きに思えるようにしたいですね。
自分と他者への思いやりの気持ちが、美しい自分を作ります。
まずは、自分が美しくエレガントでいることを大切に意識するということは、一緒にいる人に対しても大切にするという意識を持つことだと思ってください。
今回は、デートでお食事に行ったときのシチュエーションで解説していきますね。
お食事デートの愛されマナー(女性編)
1.レストランについたら
意識することは「レディーファースト」。
レディーファーストのポイントは「美しい立ち居振る舞いで堂々としていること」。美しい姿勢できちんとした作法が身についていれば、凛とした態度でゆとりも感じられるはずです。
お店の方がドアを開けてくださっても、お連れの男性が開けてくださっても、女性のあなたは堂々と、かつエレガントに先に入ってくださいね。
「エスコート慣れした素敵な女性」というファーストインプレッションで、この後のお店の方の対応も違ってくるはずです。
2.入店したら
「いらっしゃいませ」や「こんばんは、ようこそお越しくださいました」の言葉には、にこやかに「こんばんは」と返したり、美しい微笑みで会釈するのがマナーです。
大きな荷物はクロークに預けるようにしてくださいね。足元に置いておけば?と思われるかもしれませんが、お料理のサービス時の邪魔になります。また、ランクの高いレストランであれば、雰囲気を損ねるという意味で嫌がられます。
大きなバッグを預けるご予定でしたら、必ずポーチなどを用意しておき、そちらをお席まで持って行くようにしてくださいね。
3.バッグなどの手荷物
サービスの行き届いたお店ですと、「よろしければ、バッグはこちらにどうぞ」とスツールや空いている椅子などにすすめてくださいます。
椅子の背にバッグを吊り下げている方をときどき見かけますが、これはお料理のサービス時、邪魔になるのでNG。それから、バッグは決してテーブルの上に置かないこと。
特にフレンチなどではテーブルクロスは「お皿」と考えるので、着席なさるときや席を離れるときの、ほんの一瞬でもしないようにしてくださいね。