飲みニケーションは今後は衰退する仕事のやり方
喫煙しない人に不利な仕組みであるということで喫煙所を減らしている職場があるように、接待で深い関係を築く仕事の仕方というのは、世の中的に今後なくなっていくでしょう。接待を中心に仕事をしているかたは、これからの仕事の仕方を考えていくべきかと思います。
ビジネスにおいては、男女平等が少しずつ進んでいるとはいえ、決して十分とは言えず男性優位がずっと続いています。
知らない間に自然な形で女性差別が起きていますが、SDGsの流れも後押しして、そういう事象が減っていくことを願いますし、実際そうなっていくでしょう。
仕事の本質は外見や飲みニケーションではない
ちなみに私はというと、コロナ禍のリモート中心の仕事のスタイルは最初こそ苦戦しましたが、最終的には、仕事の本質で勝負するということに改めて気づけたと思っています。
“飲みニケーション”はそもそも私はしないタイプでしたが、恰好やメイクなど、結構男性の目線に合わせることが重要な気がしていました。そのために、パンツとスカートで悩んだり、かっこいい雰囲気と可愛い雰囲気で悩んだり、胸元が開き過ぎてるか否かで悩んだり、とにかく、外見のことで無駄に気を使っていました。
ですが、コロナ禍でリモートワークで新規取引を獲得していくなかで気づいたのは、仕事をするうえでそういうことは全く関係ないということ。
たしかにTPOというのは大事で、たとえば、金融街・大手町で働くような人に対して、Tシャツとジーンズで対応していたら信用が得られないなどはあるかもしれないですが、最低限スーツを着ていたらメイクが少し崩れていても、スカートであってもパンツであっても関係ないということですね。
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