3.温泉側の備品管理の徹底
韓国の女湯では、ドライヤーや化粧水などの備品ががちがちに固定されています。これは盗難防止のためです。
最近はほぼ見かけませんが、ひと昔前はコインを入れる使える有料のドライヤーなども多かったそうです。
聞いた話によると、韓国の女湯ではタオルの数が毎日減っていくそう。みんな返却せずに持って帰ちゃうんですね(タオルに温泉の名前ががっつりプリントされているのですが…どこで使うのか気になります)。
逆に男湯ではタオルの数が増えていくそうです。男性は家から持ってきたタオルも返却しちゃう人が多いのだとか。
韓国人夫の話によると、男湯ではドライヤーも備品も固定されていないそうです。温泉ひとつをとっても男性と女性の差が出ていて、とても面白いですね。
韓国の女湯は筆者のような外国人に限らず、韓国人の若い女性たちにとってもちょっと緊張する場所のようです。筆者の若い女性の生徒さんは温泉が有名な地域に住んでいるのにも関わらず、「私は行きません」と言っていました。
とはいえ、韓国のおばちゃんたちは、仲良くなったらお菓子をくれたり、いろいろな情報を教えてくれたりします。また子どもに激甘なので、子どもの相手をしてくれたりする優しい一面もあります。
「そんな韓国の文化も感じてみたい」というメンタルが強い方は、ぜひ体験してみてください。
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