「夫婦円満」の秘訣は…?
さらに、お財布は夫に握ってもらったうえで、次に持っておくべき思考は「私のお金は私のもの、夫のお金は家族のもの」です。「なんて自己中心的!」と思うかもしれませんが、これが私が考える夫婦円満のもとです。
妻側が働いて収入を得ている場合でも、「私のお金は私のもの」精神を強く持ちましょう。そうすることで夫への感謝の気持ちが生まれますし、自分の稼いだお金は万が一のことがあった場合の家計を助けるものとして貯めておくことができます。
自分がお財布を管理したいということは、夫より自分のほうがお財布を管理できる能力があると思っているのでしょうが、夫が自分と同じように管理できる能力を持ってくれたら、そちらのほうが夫婦としても長期的にハッピーなはずなのです。
夫にお財布を渡し、夫の収入を家計の柱にし、夫に責任感と管理能力を持ってもらい、足りない分を妻が補う仕組みが理想だと個人的に考えています。
さらに、真実を言わないことも夫婦円満の秘訣
もちろん、現実的には、夫も妻も二人でお金を出し合って家計をやりくりすることになるかもしれません。その場合でも、仕組みとしては夫にリードしてもらう形にするのが大事です。
夫に家計をリードしてもらう仕組みづくりでもうひとつ大事なのが、共働きでも、夫には可能な限り自分の収入額を隠すことです。ちょっと低めに伝えておいてもいいと思います。
これも夫婦円満の秘訣だと思っていますが、自分の収入がそもそも夫より低い場合でも、さらに低く伝えることで夫が家族のために頑張る気持ちに拍車がかかります。
また、夫の収入が自分より低い場合でも、自分の収入を低く伝えて、「実はそんなに差がない」と思わせることも大事だと思います。やっぱり人は収入額に敏感だと思いますからね。
私の場合も、収入で職場の男性にかなり妬まれました(職場の男性は大体専業主婦の妻が居るなか、私は彼らと同じだけ稼いでいるうえに夫とダブルインカムなので、かなり妬まれました)。
職場でこうなのですから、同じ生活をしている夫婦間であれば、さらに実際の収入額というのはオブラートに包んだほうがいいと思います。