こんにちは。韓国在住歴4年、日本語教師でライターのHAZUKIです。Webメディア「by them」で、韓国の今を切り取り、生の情報をお届けしています。
もう日韓の行き来が楽になりましたね。ビザもなくなりましたし、3次までのワクチン証明証があればPCR検査も免除になりました。
そのせいでかなり飛行機の値段が上がってしまいましたが(昨年末に帰国するチケットを購入したら一人往復5万円台でした。時期も関係しているとは思いますが、すごいですね…)、それでもなんの縛りもなしに行き来できるので心が軽いです。
この記事を読んでくださるみなさんのなかには「そろそろ韓国旅行に行きたい」と思っている方、または行ってきた方も多いのではないでしょうか?
きょうは、在韓4年目の筆者がおすすめの場所についてお話しします。ソウル、プサン、チェジュ島はもうみなさんご存じだと思うので、それ以外の場所で筆者が個人的におもしろかったと思う場所をご紹介しますね。
1.「江陵(カンヌン)」
カンヌンは東の海に面している場所。ソウルからはバスで3時間のところにあります。
2017年にKTX(日本の新幹線みたいな乗り物です)が開通したので、ソウルから1時間30分ほどで行くことができます。
ここは韓国のなかでも比較的寒い地域になります。日本でいうと北海道のようなポジションです。2018年の平昌冬季オリンピックはここで行われ、多くの観光客がきました。
海に面した地域なので海鮮がおいしいのはもちろんなのですが…筆者のおすすめは豆腐料理です。
みなさん、「スンドゥブ」という料理を聞いたことありますか?「スン」を漢字で書くと「純」、「トゥブ」は「豆腐」です。水分をしぼらない、そのままの豆腐なので「純豆腐」なんです。日本語で調べたら「おぼろ豆腐、くみ出し豆腐」と出てきました。
「スンドゥブチゲ」もおいしいですが、「スンドゥブジェラート」もとてもおいしかったです。
ここは海もあり、自然にあふれたすずしい場所なので、韓国では避暑地として愛されています。かわいいカフェやきれいな街もたくさんあるので、機会があればぜひ行ってみてください!
2.「木浦(モッポ)」
これまたマニアックなところなのですが、筆者がまた行ってみたいところ。韓国の南の方にあり、暖かい地域です。
ここもソウルからKTXで行ける場所で、3時間30分ほどで到着します。
海と山に囲まれた地域なのでケーブルカー、クルーズを楽しめます。海の幸山の幸もとってもおいしいです。
ここは特に「ナクチ」が有名。ナクチとは、小さいタコで日本語で言うと「テナガダコ」です。韓国料理によく登場するので、食べたことがある方も多いかもしれませんね。
筆者がここを気に入った理由は、レトロな韓国が残っているからです。実際に人も住んでいるのですが、あまりにも80年代の景色なので映画の撮影地としてもよく利用されるそう。韓国レトロ好きにはたまらない場所ですね!
ここには旧日本大使館もあるのですが、この建物は国民的歌姫IUが主演のドラマ『ホテルデルーナ』の外観としても使われました。
韓国の昔のドレスや洋服の貸し出しもあるので、ぜひ来て楽しんでみてくださいね。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。