わざわざ伝えてくること(男性/37歳/営業)
「依存がひどく子どもが産まれてからも何かと『私はこんなに尽くしているのに』と俺を責めてくる妻とは、結局妻の浮気が原因で離婚しました。
相手は保険のセールスマンでカラダの関係までは持っていなかったのはたしかですが、LINEで『こんな夫捨てたい』と送っているのを見て離婚を決めました。
『ただの浮気なのに!』と元妻は離婚を嫌がって最後まで騒いでいましたが、向こうの親と話ができたのが救いでしたね。
子どもの親権は取れなかったのですが、実家に戻った元妻と子どもについては彼女の親に連絡ができるので、面会交流以外でもたまに状態を聞いていました。
元妻については正直関心はなくて、ひたすら一人娘のことが心配で連絡していたのですが、元妻は俺が親に電話をしていることを何かで知ったのかLINEで『やり直したいの?』とか送ってくるのがストレスでしたね。
元妻とのLINEは、会話は娘のことだけにして、それ以外はどんな話題を振られても既読スルーを通しました。
そんな俺についてどう思っていたのかわかりませんが、ある日『好きな人ができたの!』と元妻からメッセージが来て、心底どうでもいいと思いながら返信せずにいたらその人についてあれこれとメッセージが届くようになり。
それらをいっさい無視して次回の面会交流について場所を指定する内容を送ったら、『私がほかの男と幸せになって本当は悔しいんでしょ』と返ってきて、腹が立ちましたね。
『こういう人間だから離婚したんだよな』と改めて思い、それにも返事はせずに淡々と面会交流についてだけやり取りをしました。
怖いのは娘との面会を一方的に止められることでしたが、向こうの親が言い聞かせているのかそれはなくてほっとしています。
俺が気を向けるのは娘のことだけで、自分には関心もなければ嫌悪しか持っていないのだと、元妻には早く気づいてほしいです」(男性/37歳/営業)
離婚しても元配偶者への依存心を捨てられない人がやりがちなのが、新しく好きな人ができたことをアピールする駆け引きで関心を引っ張ろうとすることです。
焦るだろうと思うかもしれませんが、そもそもやっていけないから離婚したのであって、その現実を見ずにいまだ愛されたがる元配偶者を見れば、嫌悪感が増す一方になります。
子どもがいなければ連絡を取ることもなく、逆にいえば子どもがいるからこそのストレスでもありますが、突き放し続けるしか方法はなく、周囲を味方にして何とか乗り切ってほしいですね。