整理収納作業をはじめ、イベントやセミナーの講演やキッチンショールームでの収納コーディネートなどを行なっている整理収納アドバイザーの岩佐です。
新居を決めたら、引っ越しの荷造りをしていかなければいけません。
しかし、荷造りといってもどこから手をつけていいのかわからないという人もいらっしゃるかと思います。
引っ越し当日に「しまった!間に合わない!」ということがないよう、ここでは引っ越しの荷造りにおすすめな順番をご紹介していきます。
荷造りは最低どれくらいから始める?
その人のモノの持ち物の多さにもよるため一概には言えませんが、最低でも1週間はほしいです。
ただ、モノが多く処分するモノがたくさんある場合は、モノの整理をする時間もとられるので早めに行動しましょう。
また、仕事をしていれば荷造りの時間も限られてきますので、自分が荷造りに取れる時間と相談しながら計画を立てていきます。
以前、「整理収納アドバイザー直伝!すぐに現状復帰できる「引越し」のテクニック【退去編】」で紹介しましたが、荷造りスケジュールリストも作っておくと安心です。
荷造りは手当たり次第に進めない
「さぁ、荷造りを始めよう!」と段ボールをどんどん組み立て、手あたり次第に箱のなかに計画なく入れていくという人がいらっしゃいます。
段ボールを一度にたくさん組み立てたり、適当に段ボールに詰めていくのは要注意。
部屋のなかが段ボールだらけになって通路がふさがってしまいますし、引っ越しまでに使うモノまで段ボールに入れてしまい取り出せないということも起こってしまうからです。
荷造りは手あたり次第行わないようにしましょう。ここでは、荷造りの際すべきことや、どのようなモノから始めていくかを解説していきます。
モノの整理は欠かせない
引っ越しというタイミングは一番モノの整理ができるチャンスです。この機会に、全く使っていないモノはすっきりと手放していきましょう。
「使うかわからないからとりあえず持っていこう」という考えはちょっと待った!です。
この思考はこの段ボールのなかには何が入っているのかわからず、何年もクローゼットや押入れで眠ってしまうということが起こりやすいです。
使うモノだけを持っていくようにし、段ボールにもしっかりと中身とどこで使用するかを明記していきましょう。
また、大型家具や家電など一般ごみでは回収してくれないモノもあります。粗大ゴミに出す場合は、回収日も確認し引っ越し日までに所定の場所に出しておきましょう。