こんにちは。無料メルマガ『「親が心配するほど勉強に夢中になる、子供への関わり方講座』で、もともと勉強嫌いで内申29だった息子を早慶附属高校3校に合格させたメソッドをお届けしている、子どもへの関わり方アドバイザーの菊地カホコです。
きょうは私のメルマガから、「上から目線発言をする夫との接し方」と「そんな夫が思春期の娘との関係が良好になったワケ」をご紹介します。
夫婦円満は子どものココロの平穏にもつながる
皆さんのご家庭は夫婦仲良しですか?夫婦仲が良いかどうかは家庭の雰囲気に大きな影響を及ぼします。
受験生の子どもの心が平静であるためには、当然、夫婦円満であることが望ましいです。子どもは親に反抗することもありますが、基本的に両親のどちらも大好きなので大好きな人たちが仲たがいしていると、心が不安定になってしまいます。
我が家は、夫婦仲は良いほうだと思います。夫は何ごとも、クヨクヨ考えない人なので私はそれに大分助けられています。
それでも!たまに、夫にイラッとしてしまうことはもちろんあります。それは、よくありがちな「共感してほしいのに、夫が上から目線のアドバイスをしてきたとき」です!
例えばこんなケースです。私が仕事で「この仕事は引き受けたら私にできるかな、心配だな」と迷って、夫に「この仕事、引き受けたほうがいいかなあ?」と相談したとします。
私の気持ちとしては、夫に「心配になる気持ちはわかるけど、でもきっとできるから、頑張ってみたら?」と励ましてほしいのに、こういうときには、だいたい夫は「こんな簡単な仕事なのに、そんなに心配になっているのなら断わったほうがいいと思うよ」という「THE正論」的な答えをしてきます。
励まして欲しい私は、怒り心頭になって「そんな言い方しなくたって、励ましてくれればいいじゃん!」と怒ると、夫は「それじゃあ、僕はもう何も言わないほうがいいね」と言ってきて、嫌な雰囲気になって終わりというケースが多かったです。
私はこういうことがある度に「何なの?夫は私に嫌な思いをさせたいワケ!?励ましてくれればいいのに」と思って、残念な気持ちになっていました。
でも、あるとき「夫さんは、いつでもあなた(私)の役に立ちたいと思っているのよ」と、友人に教えてもらって、「確かにそうかも!」と、納得しました。
夫は普段は基本的に優しいし家族思いなので言い方は気に入らないけど、きっと私に良かれと思って、アドバイスしてくれてたんだなと気付いたんです。
それ以来、夫に上から目線のアドバイスをされても「夫は私のためになると思って、一生懸命アドバイスしてくれているんだ」と思うと、イライラもせずに、ありがたく思えるようになってきました。
お互い、憎み合っているような夫婦であれば、わかりませんが普通の夫婦であれば「夫はいつも、妻の役に立ちたいと思っている」ものなのです。
そんな夫の気持ちに気づくと夫がしてくれていることを、感謝して受け取れるようになれます。夫の言動にイラッとしたら「夫はいつも、妻の役に立ちたいと思っている」ことを思い出してください!
きっと、家庭の平和に繋がり子どもの心も平静になって、成績が上がることが期待できると思います。