やっぱり気まずい…「日韓戦」
夫婦で過ごしているとふたりで見る機会が必ずやってくる「日韓戦」。どちらを応援するべきなのか、夫婦なのに気を遣ってしまいます。
特に韓国で見ていると、日本がミスしたり、韓国が点を入れたりした瞬間、近所から大歓声が聞こえてくることが多く、何とも言えない気まずい雰囲気になります。
夫婦間で、お互いの国のチームを悪く言うことは決してありません。どちらかというと私の夫は日本びいきで、いつも日本のチームを褒めてくれます。
しかし、できることなら国際大会では日本と韓国が対戦することがなければいいなといつも思っています。
韓国への「永住」を決める
韓国人と結婚しても、絶対に韓国で暮らさなければならないわけではありません。日本に住む日韓夫婦も多いですし、なかには海外へ移住する日韓夫婦もたくさんいると思います。
私が選んだのは「韓国」でした。
いままで日本と韓国の文化の違いを感じることも多かったですが、「郷に入っては郷に従え」ということわざにもあるように、その国に自分が適応していくしかありませんでした。
文化の違いで理解できないときは、韓国人の夫に愚痴を聞いてもらってます。
そんな生活が数年続き、永住権を取得することを決めました。たとえ夫が先に旅立っても、この国で子どもを育てていくためには、韓国国民とほぼ同じ待遇を受けられる永住権を取るべきだと思ったからです。
韓国で外国人が配偶者ビザから永住権へ切り替えする手続きは年々複雑にはなっていますが、日本人は基本的にそんなに難しくはありません。私は半年ほどかかりましたが、無事に永住権を取得しました。
簡単に決めた結婚でも永住でもありませんが、決して無理もしていません。すべて自然に受け入れられました。
国際結婚とは特別に見えるかもしれませんが、私にとっては「人生のパートナーがたまたま韓国人だった」というだけです。
パートナーや家族を思いやる気持ちは、国籍関係なく同じなのだと思います。これからも、時々文化の違いで苦労はすると思いますが、マイペースに過ごしていきたいと思っています。
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