こんにちは。韓国在住歴8年目、会社員兼ライターのヘリです。
日本では、サウナがブームだと聞きました。定期的にサウナに通い「サウナ活動(通称:サ活)」をする方も多いそうですね。
韓国でもサウナは人気ですが、日本とは施設が異なり、楽しみ方にも違いがあります。今回は在韓日本人である筆者が感じた、日本と韓国のサウナの違いについてお話します。
韓国で「サウナ」と言ったら?
サウナと言ったら、日本では「スーパー銭湯」や「健康センター」、「温泉施設のサウナ」などを思い浮かべると思います。
韓国では「チムジルバン」と言われる、韓国式スーパー銭湯のサウナが一般的です。チムジルバンは、サウナに入って汗を流す場所として知られています。
韓国語でサウナというと、銭湯をイメージする方もいますが、実際にはほぼ同じ意味で使われています。
住宅街には必ず1つはあるくらい、全国的に普及している施設です。
チムジルバンの特徴
チムジルバンは基本的に、サウナと銭湯、休憩スペース、食事処がある施設のことを指します。
ほかにもパソコンが使えたり、DVDが見れたり、マッサージチェアがあったりと老若男女問わず楽しめます。
日本のサウナ施設と一番違うところは、ほとんどが24時間営業しており、低価の宿泊施設としての機能も果たしている点です。
チムジルバンで寝るときは、休憩スペースにある共用の枕とシートを使用することができます。
決して楽に寝られる環境ではありませんが、お金をセーブしたい旅行客や終電を逃して寝るところがなくなった人にとっては、コスパのよい施設なのです。
さらにチムジルバンは一般的に、銭湯エリア以外は男女共用スペースになっています。館内着を着てサウナを楽しんだり、休憩したりするので、カップルや家族連れにも人気です!
サウナは基本的に種類がいくつかあるので、自分の体調や好みに合わせて選ぶことができます。
さらに銭湯エリアではアカスリをするのが定番で、いつも下着を着たスタッフさんがお客さんの体のアカを取っています。
ただしアカスリは若い人はやっている人はほとんど見たことがないので、年配の方中心に人気の文化だと思います。