サウナの入り方の違い
日本のサ活はサウナに数分入って水風呂に入り、休憩する手順を数回繰り返します。数分ずつ小刻みに行う人が多い印象です。
しかし韓国の場合は低温サウナが多いからか、比較的長い間サウナに入り、外で休憩する手順をゆっくりと行うのが一般的です。チムジルバンのなかで寝る人もいるくらい、長い間サウナに入っている人が多いように感じます(危険なので真似しないでくださいね)。
また、水風呂に入らない点も日本のサウナとは異なりますね。
韓国のチムジルバンの入り方は、どちらかというと日本の岩盤浴に近いかもしれません。
休憩中は横になったり、食事をしたり、おやつを食べたりしてゆっくり過ごします。
韓国ドラマでも見たことがある!「羊巻きタオル」
韓国ドラマで見たことがある方も多いはず!タオルを頭に乗せて羊の頭のようにするのが、チムジルバンの定番です。
作り方はとっても簡単で、タオルを横長にした状態で上と下を折って三等分にし、両端を2〜3回外側に巻きます。そして真ん中の部分を開いてかぶるだけです。
最近はしている人が多くはありませんが、テレビでチムジルバンが放送されるときは芸能人も必ずするなど、文化として位置づいています。
チムジルバンの定番の食べ物
チムジルバンに来たら必ず食べるものがあります。それは伝統飲料であるシッケと焼き卵です!
シッケはお米で作った甘いジュースで、味は甘酒に少し似ています。冷たく爽やかな味なので、汗をかいた後に飲むと絶品です。
焼き卵は熱気で焼いた卵のことで、日本でよく食べるゆで卵より弾力があります。
卵を割るときは普通にものを使うときもありますが、自分の頭で割ったり、一緒に行った友達の頭を借りて割ったりもします。
仲のよい友達だったら試してみてもおもしろいかもしれませんが、それほど深い仲ではない人や年上の人にはやらない方がいいでしょう!
このように日本のサウナと韓国のサウナは、主に運営している施設や文化などさまざまな部分で異なることがわかります。韓国はサウナと言ったら必ずチムジルバンなので、韓国に来たときにはぜひ体験してみてください!
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