ケアマネージャーは選べる?
ケアマネージャーが複数人いる事業所では、選ぶことは可能ですが、最初から自分で指名するケースは少ないかと思います。
相性のよし悪しなどは、実際に会ってみないとわからないというのが現状です。
最初から自分に合うケアマネージャーを指名するのは難しいので、初めての担当者は事業所が決めることが一般的。
「知り合いやご近所さんを担当しているケアマネージャーがよさそうなので、うちもお願いしたい」と指名しない限り、初めから個人を指名するのは難しいでしょう。
私の母は、これまでに2人のケアマネージャーさんに担当してもらいましたが、こちらから指名することはなく、事業所が決めた方が担当者になりました。
どんなケアマネージャーが理想的なのか
では、実際にどんなケアマネージャーに担当してもらうのがよいのでしょうか。
私がこれまで、2人のケアマネージャーと関わって感じたのは、フットワークの軽いケアマネージャーほど頼りになるということです。
家族の介護が始まると予期せぬ出来事に遭遇します。
特に介護が必要な家族と離れて暮らしている場合は、何か問題が起きてもすぐに対応することは難しいのが現状です。
私も、母と遠く離れて暮らしていたときには、予期せぬトラブルや心配事が頻繁にありました。
そのときに担当してくれたケアマネジャーは、とてもフットワークが軽い方だったのでとても頼りになる存在でした。
母が怪しい業者と契約を結びそうになったときは、すぐに状況を確認してくれたり、夏場エアコンをつかっているか心配だったときは、頻繁に安否確認をしてくれるなど家族の心配事に迅速に対応をしてくれる方でした。