韓国在住の日本語教師ライター、HAZUKIです。在韓ならではのリアルな韓国情報をお届けしています。
大型連休を利用して日本に遊びに行く韓国人が多かったと、韓国国内のニュースで報道されているのを見ました。
最近は韓国のバラエティー番組で「日本ロケ」が増えてきたりと、日韓の行き来が以前のようになりつつあるなと感じます。
また、韓国の韓国語学校で働いている知り合いに聞いた話によると、韓国語を勉強しに来る日本人もどんどん増えてきているそうです。
筆者が日本語を教えている生徒たちのなかでも、日本の大学に入学することを目標にしている人が、去年やその前の年に比べたら少しずつ増えてきていて、日韓交流が増えてきていると肌で感じるきょうこのごろです。
さて、きょうは日本人のみなさんに、韓国に来たときに注意してほしいことをお伝えします。
些細なことですが、知っておくことでより楽しい時間になると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
韓国は基本、カード社会!
韓国はクレジットカード社会です。会計のとき、「カードのみ可能」の店もあります。
市場やマーケットなどでは現金大歓迎の店もありますが、やはりカードを持っていると会計もスムーズです。
もし海外でクレジットカードを使用するのが怖いという方は、入店する前にあらかじめ現金決済が可能が確認しておく必要があります。
とはいえたいていの店は現金可能ですが、たまにキヨスクや小さい店、無人の店などでは、クレジットカードを入れる場所しかないなんてことも…。
また、現金の場合は券売機が使えない場合や(直接レジに行かなくてはいけない)、チケットなど先払いしないと予約ができないものもあるので
なにかと不便です。
「交通機関の乗り降り」に注意!
これは筆者が実際に韓国に来て驚いたこと、韓国にきた知り合いが驚いたことなのですが、バスや電車、列車から降りるときは乗り物が止まる前に出口の前に立っているのが一般的。
電車や列車の場合は開いてから閉まるまで時間があるのでゆっくり準備しても大丈夫なのですが、バスの場合、止まる前に出口前で立っている人がいなかったら、「降りる人がいないからボタンの押しまちがえだろう」と運転手さんが勝手に判断して止まってくれないんです!
筆者は渡韓当時、なぜ止まってくれないのか理解できなくて、何度目かの失敗のときに隣の韓国人に教えてもらってやっとわかりました。
最近は「危ないから完全に止まるまで座ってください」とアナウンスしてくれる運転手さんもいるようですが、韓国語が上手な人じゃないと聞き取れないと思うので、とりあえず次の停留所で降りたいときはボタンを押して出口の前で待っているのが無難かもしれません。
ちなみに韓国のバスはジェットコースター並みに揺れるので、しっかり手すりをつかんでくださいね。
怪しい勧誘についていかないで!
韓国は日本に比べ、宗教を信じる人が多い印象です。
そのなかでも正直怪しいなと感じる新興宗教も多く、はっきり断ることができない日本人はよくターゲットになると聞いたことがあります。
日本語で話しかけ、「日韓交流会がある」「韓国人と友達になる集まりがある」などと誘って、むりやり連れて行くことがたまにあるようです。
とはいえ、これは旅行者よりも留学生がターゲットになりやすいとは思いますが、念には念を入れてお伝えしておきますね。
知らない人にはついていかない、これはどこの国でも鉄則です。
最後の話では少し怖がらせてしまったかもしれませんね。しかし、ついていかなければ何の問題もありませんので、心配しないでください。
みなさんの韓国旅行が、よりよくなりますように!
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