「頑張っている」ことに気づく
2つ目は、自分が頑張りすぎていないかと考えてみてください。
いい悪いは置いておいて、僕たちの心はやはり見返りを求めて一生懸命になってしまうときがあります。
仕事、家事、子育て…もちろん手を抜くことができないこともあるし、やめられないこともあるでしょう。
ただ、自分のなかで何かがほしくて頑張れば頑張るほど、相手に対する期待は大きくなってしまいます。
先ほどの相手に求める気持ちの「10」が、「20」にも「30」にもなってしまうのです。
だからもし、自分が相手から何かほしいものがあって一生懸命になっていることがあるとすれば、それがよいことだとしても、少し手を抜くとか、頑張り過ぎないように意識してみてください。
無意識に行っている行動に気づいて、「きょうはやめておこう」とするだけでも、随分心が楽になることもあるのです。
「知ろう」とすること
そして、自分と相手がそれぞれ何で愛を感じられるのか。それぞれどんなことを求めているのかを知ろうとしてみてください。
わからなければ、パートナーに直接聞いてみてもいいと思います。
「どんなことで愛されているって感じる?」って自分にも相手にも聞いてみてください。
そしてもし、あなたがほしいものをパートナーがいっぱいいっぱい与えてくれたとしたら、あなたはどんな気持ちになるか考えてみてください。
きっと、相手にもいっぱい与えてあげたいって思うような気がしませんか?
だったらいま、相手がほしいもの・愛されていると感じられるものを、まずあなたから与えてください。
相手の心が愛されていると感じられるまで、しばらく与え続けてあげてください。
そしたら、あなたがほしいものにもきっと目を向けてくれます。
本当は愛がないのではなくて、与えるものが何かわからないだけなのだから。ふたりの心のなかには、すでに「愛」はあるのだから。
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