韓国在住の日本語教師ライター、HAZUKIです。在韓ならではのリアルな韓国情報をおとどけしています。
飛行機の値段は相変わらず高いままですが、それでも外国への行き来は以前に比べて随分楽になりましたね。
日本と韓国では入国時の必要書類がなくなって、楽な気持ちで行ったり来たりできるようになりました。
筆者も日本で友達にあったり、また友達が韓国に来てくれたりして、楽しい時間を過ごせるようになり、嬉しいです。
約3年ぶりに日本の友達に会って、軽いカルチャーショックというか「ああ、私も変わってしまったな」と感じることが多くあります。海外在住の人は共感してくれるかもしれません。
何かを聞くときに使う「ワンクッション」
日本で友達と会ったとき、お互い道がよくわからなくて迷ってしまいました。
そのとき、友達が道を尋ねたのですが、「あの~…」「すみません…」から始めていたんですね。
日本だったらよく見る光景ですが、韓国では道を聞くとき、「~はどこですか?」といきなり聞くことがほとんどです。なぜなら、目的があいまいで話しかけてくる人は宗教などの勧誘の場合が多いから。
相手に誤解を与えないためにも、先に目的を言うことが一般的なんです。
日本で異性から声をかけれたことがあるのですが、そのときも「いま時間ありますか?」でした。韓国でそんなことを言ってくる人は、ほとんど怪しい人です。
ナンパ目的で声を声をかけるときは「番号教えてください」「彼氏いますか?」と先に言われることが多いように思います(まあ、筆者は経験が片手で数えられるほどしかないので詳しくはありませんが…)。
とても優しくて気遣いができる
これは個人差もあるとは思いますが、日本人の友達に会ったとき、本当に優しくて感動しました。
日本にいるときは当たり前のように感じていた優しさが、当たり前ではなかったことを韓国に住んで再確認。
体調や行きかえりの交通を気にしてくれるのはもちろん、帰りに手書きの手紙をもらうことが何度もあり感動しました。
筆者も、授業がおわった生徒たちに手書きの手紙を送ることがあります。喜んでくれる様子は見ていたのですが、いざ自分がもらうと嬉しいですね。
韓国に来るときも、日本で会うときもお土産をくれるのも感動でした。
韓国でももちろんプレゼントをもらうことはありますが、日本の方が自然でさりげない感じがします。
それをしてもらって、こちら側も「お返しをしよう」という気持ちが生まれて、いい人間関係が形成されていく感じがしました。
筆者でも感動するのに、外国人だったらもっと感激するでしょうね。なんだか説明しにくいですが、本当に日本人は「優しい」と思います。
ほかにも自分より相手を優先すること、自分だけの趣味を持っていること、相手の話をよく聞いてくれるなどいい面をたくさん見つけました。
日本語を教えている男性の生徒たちが「日本人女性と付き合いたい」と話す理由がわかる気がします。
筆者も、「美しい日本人らしさを忘れないように生きよう」と改めて感じました。
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