こんにちは。韓国在住歴5年目、日本語教師でライターのHAZUKIです。在韓ならではの生きた韓国情報をお届けします。
韓国に来たばかりのころに仲良くさせていただいたのが、在韓3年目の日本人の方。そのときは「3年か、すごいな~」なんて思っていましたが、私はもう5年目を迎えました。
まだまだできないことも多いのですが、さすがに5年目になると「もう韓国に慣れたな」「日本で暮らしていたら身につかなかったな」と思うことも。きょうはいくつかピックアップして、みなさんにお話します。
色々な手続きのコツがわかった!
韓国に初めて来たときは、すべての手続きに時間がかかりました。
結婚ビザ、外国語講師登録、ビザ延長のための講習の申請、さらには新型コロナウイルスのワクチン接種申請など…。
仕事は早い韓国ですが、申請のホームページや手続きがあいまいな場合がかなり多く、何回問い合わせしても申請ができないことがありました。
ソウルやプサンなどの都心なら外国人対応に慣れている公務員が多いのでしょうが、あいにく筆者の住んでいるところは地方。
慣れない運転で頑張って役所まで行ったのに、「無理です」と一言で終わらせられたことも多かったです。
5年目のいまはもうコツがわかっているので、2〜3度の確認・違うプランを用意・強めの姿勢(これ大事なんですよ!)を持って、なんとか解決できるようになりました。
実は、これから永住権の申請をしなくてはいけなくて、いまから怖いですね…。
フリーランスとしてのスキルが身についた!
筆者は、韓国でフリーの日本語教師として働いています。
なので授業料の交渉やスケジュール管理、条件などはすべて自分が決めなければいけません。
最初はとりあえず仕事がもらえるだけで嬉しかったので、すべて言われるがままに受けてきましたが、だんだん忙しくなるにつれ、仕事も選ばなければならないようになりました。
筆者はもともと弱い性格なので、「これがしたい!もっと値段を上げてください!」なんて言えないと思っていましたが、いまは自分も気持ちよく働けるよう条件を提示するスキルが身につきました。
韓国は言いたいことをはっきり言わないと伝わらないので、日本にいるときよりもはっきり伝えます。
これのやり方を間違えてしまえば、「めんどくさい人」「わざわざ一緒に働く価値がない人」と思われてしまうので、ちょうどいいラインで交渉することが必要です。
ちなみに、単発の授業や企業での授業の場合はうまくいくのですが、4年間働いている塾の院長先生との交渉は2勝1敗です。来年度は勝ちます…!
勧誘を断れるようになった!
韓国は、道を歩いていれば勧誘が本当に多いです。
勧誘する人も慣れているので、「おっ行けそうだ」と思われたらずっとついてきます。ですから、最初から相手にしようと思われないことが大切です。
最近は素直に「興味ないです」「もう教会に通ってます(うそですが)」「必要ありません」と答えるようになりました。
無視をするのが一番いいとは思うのですが、はじめて勧誘のバイトを始めた人にできるだけ心の傷を与えたくない…との思いからこうしています。まだどんな対応が正解かはよくわかってません。
しかし、嫌なことはきっぱり断れるようになったのは「韓国に慣れたな~」と思います。
振り返ってみれば、韓国に来て性格が変わったと感じました。韓国留学や韓国滞在を考えている人も参考にしてくださいね。
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