6歳差姉弟を育てるママライターEMIです。
子どもが幼稚園や小学校に通い始めたら、避けては通れないのが、「PTAなどの役員決め」。
私も子どもが保育園から幼稚園、小学校へ通い始めてから毎年役員決めを行う保護者会に恐怖を感じていました。
これから、お子さんが幼稚園入園や小学校入学を控えているママさんの多くは不安に感じているのではないでしょうか。
そこで、今回は、「幼稚園・小学校の役はどうやって決めるのか」「役を引き受けるならいつのタイミングがいいのか」をお伝えします。
幼稚園の係決め・PTAの役員決めはどうやる?
幼稚園や小学校の役員決めは、その地域の幼稚園や小学校によって違うかと思いますが、ここでは私が実際に経験したことをお伝えします。
私の子どもが通った幼稚園も現在在学中の小学校も、役員決めは挙手制で、誰も立候補する人がいない場合はくじ引きで決めます。
まずは、幼稚園のときの状況をお伝えします。
幼稚園のときは、姉弟のいる親が立候補することが多かったように思います。なぜなら、役をやっているとしたの子の入園に有利になるからです。
また、誰も立候補者がいなかった場合、くじ引きで決める前に先生から「○○さん、どうですか?」と声をかけられ、声をかけられた人が渋々役を引き受けるというケースもありました。
次に小学校の役員決めについてお伝えします。
小学校でも幼稚園と同様に、挙手制で誰も立候補者がいない場合は、くじ引きで決めます。
私の娘は小学校に入学したばかりなのですが、クラスの役員決めは、意外と立候補する人が多く、あっさりと決まりました。
小学校1年生ということもあり、恐らく、低学年のうちにPTAの役を引き受けたほうが気が楽だと思っている人が多いから早く決まったのだと思います。
幼稚園、小学校の役にはどんなものがあるの?
次に幼稚園、小学校の役には、どんなものがあるのでしょうか。
ここでは、それぞれどんな役があるのか、私の経験をもとにお伝えします。
幼稚園の場合
お子さんの通う園によって違うかと思いますが、私の子どもが通った園では、次のような役がありました。
- 連絡係:クラスでLINEグループを作り、園の連絡を保護者に共有する係。年度末には担任の先生へのお礼のプレゼントなども企画。
- 祝賀会係:卒園式のイベントを企画する係。年中や年少の保護者は受付などの手伝い。
幼稚園で役を引き受けるなら、年少・年中のうちに引き受けることをおすすめします。
なぜなら、幼稚園での大イベントは卒園式だからです。
年長で祝賀係を担当するとアルバムを作成したり、卒園式でのイベントを企画したりとそれなりに大変。よって、年少・年中のうちに役を引き受けておくと気が楽になるでしょう。
また、幼稚園の役は小学校に比べて子どもが通う期間が短く、3年間係をやらないで済む場合もあります。私も係をやらずに卒園を迎えました。
小学校の場合
次に、小学校のPTAにはどんな係があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
みなさんご存じのようにPTA役員は、PTAに参加する保護者を代表して学校活動や地域に関わる仕事を行うとともに、保護者の意見を学校に伝える重要な役割を担います。
PTAの組織形態は、学校によって異なりますが、例として以下のようなものがあります。
それぞれ、どのような仕事をするのか詳しくみていきましょう。
- 会長:PTAの全体総括を担います。総会、運営員会、各会議の集会や招集、他組織の会議や入学式への出席、校外業務、PTAからの文書チェックなどPTA活動のすべてに関わります。PTA会長は、負担が大きいからか男性が引き受けることも多いように感じます。
- 副会長:会長の補佐役。会長が不在のときは、代役を務めます。私の子どもが通う学校では、副会長4名で構成されています。厚生部(研修・講習の企画、広報誌の作成)、地区班部(地区班活動の企画・実施)、児童部(学校行事の企画・実施・協力)、渉外部(青少協との連携)に分かれて、それぞれの仕事を担当しています。
- 書記:私の子どもが通う学校では、書記は2名で担当します。PTA総会報告書や役員介・運営委員会資料、PTAからのお知らせなどを作成。資料作成のほかに、会議室の予約など秘書的な役割も担います。
- 会計:会計は、PTA会費に関わる業務を主に担当します。予算管理、決算報告、次年度予算作成の他、PTA室の印刷機や備品の管理なども行います。
学校によって組織形態などは異なりますので、あくまで参考までに。