相手の悪口を言わない
「子どもに対しても、友達に対しても、夫の悪口は言いません。たまに友達の前でちょっと愚痴っぽくなることはあっても、子どもの前では一切言わないようにしています。子どもは親の言葉を真似しますし、強く影響を受けますから」(35歳/女性)
「妻の悪口は家族にも会社の人にも絶対に言いません。その場がそういう流れになっていたとしても絶対に自分は参加しません。妻の耳に入ってしまったら絶対ショックを受けるじゃないですか。妻が悲しむことは、たとえ妻の知らない場所だったとしてもしたくないので」(31歳/男性)
「夫の悪口は言わないですね…。言葉に出したことってずっと心のなかに残るじゃないですか。相手がムカつく、と一度でも言えば『ああ、私は夫がムカつくんだ』と心に刻み込まれてしまいます。そうしたネガティブな感情の積み重ねが、いずれ夫への態度となって出てしまうのではと思いますね」(34歳/女性)
相手に知られなければいいだろうと、外ではパートナーの悪口を言いたい放題…そんな人も少なくないはず。しかし、円満夫婦は誰に対してもパートナーの悪口を言いません。
言うことがあったとしても軽い愚痴程度に留まっているので、周りからも「仲良しだよね」と言われることが多いです。
悪口はいつどこから相手に漏れるかわかりませんし、相手のことを思っていれば、迂闊に悪口なんて口にできないはずですよね。
同意なしの行為はしない
「当たり前ですが、スキンシップをとるときや、ベッドに誘うときは必ず同意を得るようにしています。同意なしの行為は相手の気持ちを無視した最低な行為だと思うので、自分もされたらいやです」(36歳/女性)
「いつでも相手を尊重することは忘れないようにしています。だから同意なしでのスキンシップは絶対にしませんし、断られたからって嫌な顔もしません。夫婦だから当たり前、なんてことはないですよね」(40歳/男性)
「同意なく相手の体に触るのって、相手を無意識のうちにしたに見ているのと変わらないなって思います。相手と対等な立場でいるのなら、触れてもいいかなど、当然聞くはずです。だから同意なしの行為は絶対にしません」(32歳/女性)
夫婦とはいえ、お互い尊重しあわなければいけない一人の人間です。
同意なしで行為に及ぶのは相手の意思や尊厳を無視しているのと同じですし、「性的DV」になります。
たとえ長年連れ添っていたとしても、相手の思いを尊重し、受け入れるという当たり前のことは忘れずにいたいものです。
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