みなさんは「厄年」を信じますか?また、「厄払い」には行きましたか?
今回Webメディア「by them」は厄年に関するインタビューを実施。さまざまな理由から厄払いに行かなかったと回答した男女に、厄年に経験したとんでもない災難についてお話を聞いてきました。
「厄年だけど厄払いしていない」という人は、すぐに厄払いに行きたくなるかも…。
大きな事故に巻き込まれ…(25歳/男性/会社員)
「まだ若かったので、あまり厄年を意識していませんでした。両親に『厄年だから厄払いに行こうか』と誘われましたが、厄払いしたところで何も変わらないとも思っていましたね。
僕は18歳になってすぐに自動車の免許を取得し、車を購入して乗っていました。
事故を起こしたり、事故に巻き込まれることはなかったのですが、厄年になった24歳のときにはじめて事故に巻き込まれました。
大阪市内をドライブしているときに目の前の信号機が赤になったため、ブレーキをかけて停止。ルームミラーで後ろを見てみると、明らかにおかしなスピードで近づいてくる車が見えました。
『これはやばい』と思い、肩に力を入れて身構えたのを覚えています。
ドーンと大きな音と一緒に自分の記憶がなくなってしまい、気がついたときには病院のベットのうえでした。両親が心配そうな顔で僕を見ており、足と腕には包帯が巻かれていました。
事故直後の話を聞くと、後ろからぶつけられてそのままビルに突っ込んでいたようで…相手は死亡していました。
命があっただけ不幸中の幸いだったのかもしれませんが、厄年に経験した大きな災難でした」
不運続きに、思わず泣きそうに…(33歳/女性/会社員)
「厄払いは面倒だったので行かなかったのですが、行けばよかったと後悔しています…。
仕事で重要なプレゼンテーションがあった日のこと。
会社に向かおうと思ったら、いつも乗ってる電車が遅延。焦ってタクシーに乗りましたが、渋滞に巻き込まれてしまい、やっと会社に着いたと思ったらエレベーターが故障していました。
慌てて階段を駆け上がり、会議室に入ると、上司が不機嫌そうな顔で待っていて…。私は遅刻したことを謝りましたが、上司は聞く耳を持ちませんでした。
嫌な雰囲気のままプレゼンを始めましたが、今度はパソコンがフリーズしてしまい…。再起動しましたが、データがすべて消えてました。
上司はさらに怒って…さすがの不運に、泣きそうになりましたよ。涙を我慢してプレゼンを中止し、早退しました。
外に出ると雨が降っていて、私は傘を持っていなかったのでずぶ濡れになりながら駅まで歩きました。
途中、おいしいご飯を買って元気を出そうとコンビニに寄りましたが、財布を会社の机に忘れていて、会計の際に恥ずかしい思いをしました」
何かがおかしい、あの1年間(33歳/女性/会社員)
「信じてなかったので、厄払いには行きませんでした。しかし、厄年の1年間、私は次から次へと不運に見舞われました。
当時はフランスにある企業に勤めていたのですが、大切なプレゼンテーションの日に限って交通機関がストライキで大幅に遅れ、結局大事な会議に間に合わず、プロジェクトのチャンスを逃してしまいました。
その後は、スマホを水たまりに落としてしまい故障。家の鍵を失くして夜遅くまで外で待たされ…と、小さなトラブルが続出したのを覚えています。
さらに健康面でも風邪を引きやすくなり、1年で3回も扁桃炎になりました。これまで一度もなったことがなかったのに、ですよ…。
厄年の1年間、あまりにも色々ありました。やはりあの1年間は何かがおかしかったですね。それからは必ず厄払いに行くようにしています」
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