「夜中に破水して焦って病院に行った」「陣痛が始まったのにタクシーが捕まらなかった」「帝王切開後、痛すぎてのたうちまわった」など出産に関するエピソードは人それぞれ。
そんななかで「なかなか生まれなかった」という話はよく聞きますが、きょうは反対に「病院に着いて歩いているころには生まれそうで大変だった」と話す女性にインタビューしてきました。
自身やパートナーが出産を控えているという方は、ぜひさまざまなパターンを知って、適切に判断できるようチェックしていただきたいです!
30代女性が経験した妊娠中の記憶
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- 年齢/性別/職業:34歳/女性/パート
- お子さんの年齢/性別:2歳/女の子
- お住まい:京都府
何歳のときにご出産されましたか?
32歳のときに出産しました。
「陣痛バッグ」に入れたものを教えてください。
「何かを引っ張っていないと耐えられない感じだった」と友人から聞いて、紐を持っていきました。
ベッドなどの端にくくりつけておいてもらい、引っ張れるようにしたかったのですが…そんなことを考えている余裕はなくて、できませんでしたね(笑)。
痛みが弱いときには、代わりにパートナーの手を強く引っ張っていました。
「出産バッグ」に入れてよかったものを教えてください。
穴が開いている「ドーナツ型のクッション」は持参してよかったです。
「会陰切開を縫合した後、座っただけで引っ張られて痛いから持って行ったほうがいい」と友人にアドバイスをもらったので持って行きました。
たしかに普通に座るととても痛かったので、かなり役に立ちましたね。なかったらもっと辛かったと思います。
「退院バッグ」に入れてよかったものを教えてください。
「タオル」と「おくるみ」です。
おくるみは実際に赤ちゃんを包むことはありませんでしたが、「もし何かあったときに赤ちゃんが落ち着けるだろうな」と私自身が気持ち的に落ち着く方ができました。
購入してよかったベビーグッズを教えてください。
「お尻拭きウォーマー」です。
寒い時期に冷たい状態のお尻拭きを使うとビクッとしてしまい、せっかく眠たそうにしているタイミングでも目が覚め、泣き出してしまうことがありました。
お尻拭きがあたたかいと、驚くことがなくなったのでよかったです。
妊娠・出産時の状況について詳しく教えてください。
お腹が痛くなり、間隔的にも「これは産まれるのかも」と思い病院に電話したところ、「まだ産まれるのは先なので来ないでくれ」と言われてしまい、しばらく自宅で陣痛の様子を見ながら待機していました。
しかしもうダメだと思い再び病院に電話したところ、「来ていい」と言われたので、パートナーに病院に連れて行ってもらいました。
まだまだ産まれないのかと思っていましたが、車のなかですでに産まれそうになってしまい、病院に着いて歩いているころには本当にギリギリの状態。自分で股を押さえながら歩きました。
すぐに先生が来てくれて、それからは本当にあっという間に産まれました。
いままでの人生でこんなに痛いことはありませんでしたが、もっと長期戦を覚悟していただけに拍子抜けしましたね。
歩いているときは「いま生まれたらどうしよう」と本当に焦ったので、最初の電話の際に「こんなものなのか」と思わずもっと訴えておけばよかったなと思いました。
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